何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

だいたい毎日入力厨二病






 というわけであれから1年今年もなんとかかんとか生き延びまして、このエントリを書く日になりました。
 この毎日入力シリーズの記事は、毎年最初のプログラムを打ち終えて当ブログでネタにした際、ついでにタイトルリストの下書きを新規に作成し、一本入力が終わるごとにそれにタイトルを追加していって、年末に題名と本文を載せて記事に仕立てるという方式で作成しております。1年育てた下書きに題名を載せると、今年も終わりだなという感が起こります。


 さて、今年入力したのは全部で27本です。去年の怒濤の180本に比べて6分の1以下(汗)。そのかわり今年は、いろんな雑誌のプログラムをゆっくり入力して、一本をよりしっかりと遊んでからネタにするよう心がけました。やはりしっかり遊んでからの方が、よりよい記事が書けます。
 今年はMSXマガジン系のプログラムを中心に入力しました。ファンダムやベーマガとは異なり、Mマガ作品には、よりテクニカルで玄人好みしそうな作品が多い印象があります。やってみて最も感触が良かったのは「カン・エダの塔」。パズルとしての難易度と、面クリア型アクションゲームとしての面白さのバランスがちょうど良い! この手のゲームは苦手であるにもかかわらず、全面クリアするまで面白く遊びました。
 けっこういいなとおもったのは、なかなか作りのいい「BLOCKER」とアイディアが面白い「TAKE SHARPLY」。ゲームシステムが秀逸な「フランス料理の作り方」。べーしっ君の性能をフルに活かした「GO UP」。グラフィックに目を見張る「ラムちゃんの15パズル」あたり。力作AVG「SWORD OF PEACE」も、忘れがたい作品です。

ねんがんのチョウカイフスマ拝めました

 入力したプログラムの数が少なかった分、今年は山に行ってた感があります(汗)。
 毎年出入りしているような標高1000mから1300mくらいの山にはあんまり登ってないんですが、そのかわり、鳥海山には通ってました(おい)。残雪期から紅葉シーズンまで、気づけば9月を除き、5月から10月まで、毎月鳥海山に出入りしてます*1。そしてそのどれもが印象深かった。残雪期の湯ノ台道から雪原越しに見上げる外輪山は恐ろしくも美しかったし、梅雨の中休みの鳥海湖は花の名山にふさわしい光景でした。御室でチョウカイフスマを初めて拝んだときや、酷暑のさなか八丁坂から佐渡島が見えた感動は今も胸に焼き付いています。そして草紅葉の千畳ヶ原を歩く楽しさ! 季節や道を変えて何度も歩けば、様々な魅力に触れられます。

新山からの光景。鳥海山のてっぺんから佐渡島が見えた感慨。

 その昔日本一周をしたとき。全国の日本百名山を巡って旅をしているご夫婦は「鳥海山は登った方がいい。山登りの基準となる山だ。」と仰っていました。何度も通えば、どの程度の準備をすれば登れるかということがわかってきます。そして鳥海山を自在に歩けるようになれば、他の同等の山岳も無理なく登れるようになるだろうといった目安のようなものが見えてきます。なるほど、かのご夫妻はこのことを仰っていたのかもしれません。
 何度訪ねても、鳥海山の魅力は尽きることがありません。これからも折に触れて出入りすることになるんだろうなとおもいます。
 でもまずは栗駒山にリベンジしたい(おい)。


 最後に例によって今年入力したプログラム27本一覧。来年はベーマガ作品をあれこれ入力しようかなぁ。


1:ぎゃあ!!レーザーだ!!!
2:ワクワクゲーム
3:GREEN WALL操作監
4:避雷針
5:TYPE MASTER 速打マン
6:牛歩戦術
7:N-DRIVE
8:ブロッカー
9:みてろ
10:フニクリ・フニクラ
11:ミッドナイトコマンダー
12:JUMP!
13:TAKE SHARPLY
14:フランス料理の作り方
15:GO UP 地底族の逆襲
16:COSMOWARS
17:THREE COLORS
18:ワープマン
19:ラムちゃんの15パズル
20:バーニンホイール
21:オフロード
22:SWORD OF PEACE
23:カン・エダの塔
24:DRAGON
25:WORLD
26:TAKKUN
27:ブーメランGAME

*1:おもえば冬のうちから鳥海山を眺めに遊佐方面に行ってたもんな。