何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「ワープマン」

やる気ワクワク、ワープマン(違)

 というわけで唐突にプログラムネタ。久々にポプコム掲載作品から「ワープマン」(86年3月号)です。
 本作は移植作品です。オリジナルはNECの80/88N-BASIC用。ポプコム84年7月号に掲載されました。当時らしい固定画面型プラットフォーマーアクションです。





 主人公ワープマンを操り、フィールドの左右に配置された風船を全て割りましょう。フィールドは7階に分かれていて、各階エイリアンが徘徊しています。エイリアンは、ワープマンが同じ階にいると追ってきます。無論ぶつかったらアウトです。
 ワープマンは基本左右移動しかできません。各階を上下するには、カーソルキーの上下で画面上の「矢印」を動かしましょう。「矢印」はワープアウトポイントです。スペースキーを押すとワープマンは矢印の右隣にワープできます。これを利用してエイリアンをうまく撒くなり避けつつ、風船を狙いましょう。面によって矢印のX座標は変わります。先に進むほどイヤらしい位置に移動するようです。


 ゲーム自体はまさに80年代前半の古式ゆかしき階段アクションゲーム。ワープの使いこなしが攻略のカギです。
 ところがMSX版はとにかく操作性の悪さに泣かされます(泣)。特にスペースキーの反応が最悪! ワープしたいタイミングでキーを押してもワープできず、エイリアンにぶつかってやられることがしばしば。もはやプレイに支障をきたすレベルです。
 操作性はアクションゲームの基本であり命です。ルールは決して悪くないだけに、せめてMSX版も、もっとキー反応に気を遣って作って欲しかったとおもうのです*1

*1:ちなみにMSX版はオールBASIC。オリジナルはマシン語も使用していました