MSX話
MSXもゲーム機も持っていない小学生の頃、兄と「戦争ゲーム」をよくやりました。使うのはノートの切れっ端と鉛筆。切れっ端の両端に互いの陣地を描き、司令部を置きます。交互に鉛筆を弾いて線を描きながら敵陣に切り込み、先に敵司令部をやっつけた方が勝ち…
「EYES」 例によってプログラムは毎日入力していて、動作確認が終わったものも多数溜まっています。例によってレビューが追いついていないだけ(泣)。というわけで本日はMファン90年10月号に掲載された1画面ゲームプログラムを4本ご紹介。 1本目「EYES」は観…
MSX・FAN誌の投稿自作プログラムコーナー「ファンダム」には、ゲームの他、実用プログラムが掲載されることもありました。本日ご紹介するのはファンダム発の実用プログラム2本です(どちらも90年10月号掲載)。 「星座占い」 1本目「星座占い」は相性占いプロ…
80年代後半には、古典的ゲームを今様に作り直すムーブメントみたいなものがあったようにおもいます。たとえば「アルカノイド」や「レイメイズ」とか「バトランティス」とか。どの作品も新しいルールやパワーアップ、ストーリーや演出などが加えられ、より進…
gigazine.net その後業界で活躍するゲーム制作者のアマチュア時代の作品いろいろ 投稿プログラムの打ち込み趣味を続けていると、その後業界で活躍することになる開発者が制作したプログラムはわりと見かけるので、行方不明になっていたとかニュースになるよ…
静止画では伝わらないスムーズなコップ移動アニメーション(おい) 本日もMSXプログラムネタ。Mファン90年9月号より「賭け」です。 伏せた三つのコップがあります。そのひとつにコインが入ります。その後適宜シャッフルされますので、どのコップにコインが入っ…
「どこまでつづいていくのかな」 1990年当時、MSX・FAN誌は1行プログラムに力を入れており、何度か特集が組まれました。9月号の特集では、5本の作品が掲載されています。というわけで今回はその五本を一挙ご紹介。 1本目「どこまでつづいていくのかな」。ス…
「高速回転寿司」 入力と動作確認が終わったプログラムが溜まってます。というわけで本日はMSX・FAN90年9月号から一画面プログラムを4本ご紹介します。 1本目「高速回転寿司」は早押しアクションゲーム。始めると画面上にお寿司が流れてきます。食べたいネタ…
タイトルロゴが飛び出すオープニングデモ 例によって打ち込んだMSXプログラムネタ。本日はMファン90年8月号より「NUMO」のご紹介です。 NUMOとは作者さんによる造語で「New Undefined Monstrous Object」の略、新奇怪物体という意味のようです。とにかく本作…
本日は入力し終わったプログラムのご紹介。Mファン90年8月号より「SOUND SUIJAKU」、音による神経衰弱ゲームです。 本作は2プレイ専用です。画面上に並んだカードを1枚めくると、絵柄が表示されるかわりに短いジングルが鳴ります。もう1枚めくってみて、同じ…
一瞬は長い(おい) 今から30年以上昔、投げたブーメランで頭の上のリンゴを割った瞬間を撮るというカメラのCMがありました。今回ご紹介する「ブーメランでまっぷたつ」(Mファン'90/8)は、そのCMをモチーフにして作られたゲームです。 サイバーな背景にリンゴ…
本日はMSXネタ。Mファン90年8月号より「JUMP BATTLE」です。 そのむかし荒井がいた小学校では、秋になると相撲大会があって男子は相撲を取らされたんですが、一方で女子はけんけん相撲をやってました。「けんけん」こと片足立ちでぴょんぴょん跳ねながら、相…
本日はMSXプログラムネタ。Mファン90年8月号より「かみなりの町」のご紹介です。 起動すると「どのいえがのこるでしょう?」と尋ねられます。画面下にはアルファベットのAからIまで9軒の家が表示されています。それでてきとうな家のアルファベットのキーを押…
当ブログでは徳間書店「MSX・FAN」(通称Mファン)に掲載されたゲームプログラムをよく紹介してますが、同誌に掲載されたプログラムは、ゲームだけには限りません。ゲームプログラムコーナー「ファンダム」と並び、音楽・映像デモプログラムを取り扱う「AVフォ…
「ポンジュース」はPOMですからね(おい) というわけで本日のネタはMファン90年8月号掲載の「PONBALL」です。愛媛のまじめなジュースとはたぶん関係ありません(おい)。この「ポン」は、「ポンポン跳ねる」というような、ものが弾む擬音のことでしょう。 その…
てなわけで溜まってる入力済みMSXプログラムのご紹介。本日はMファン90年8月号より「照明弾」です。 開始するなり、弾が打ち上がるとともに真っ暗な画面が一瞬だけ明るくなります。打ち上がった弾は、題名の照明弾というわけですな。画面内のどこかにターゲ…
未公開向田邦子作品並みに発掘されるTEIJIRO作品(おい) 古くからのMSX者ならTEIJIROさんのことはご存じとおもわれますが、10年ほど前、TEIJIRO作品をまとめて入力したことがありました。そのときTEIJIRO作品は全て入力したとばかりおもってたんですが…その後…
はるか昔、レースゲームはその多くが「上から降ってくる車*1をひたすら避け続けるゲーム」にすぎませんでした。順位や勝敗の概念はなく、いいとこタイムぐらいのもの。ライバル車と競い合って勝敗を決するレースゲームがあたりまえになったのは、90年代以降…
80年代後半から90年代前半にかけて、「回転拡大縮小」が、ゲーム表現のトレンドとなっていた時期は確実に存在しました。アーケードでは「アサルト」や「キャメルトライ」等々。ゲーム機ではスーパーファミコンの「F-ZERO」等。 その潮流は当然投稿プログラム…
ここのところ新しいソフトを導入したおかげで打ち込みがやたらはかどっているのですが、例によってレビューを書くのが遅いので、なかなか消化できません(おい)。というわけで本日もMSXプログラムネタ。Mファン90年7月号より「3D BATTLE」です。 スタイルは以…
決闘は漢のロマンです(本当かよ)。しかし日本では法律で禁じられているので罰せられます。そんな日本で合法的かつお手軽に決闘したい。そんなあなたにオススメするのが今回ご紹介する「対戦型1人でも遊べますガンマン」(Mファン90/7)です(おい)。 決闘といっ…
ここのところ日本経済は円安で何かと大変なことになってますが、40年くらい前には、飛ぶ鳥を落とす勢いだったこともあるのです。というわけで今回ご紹介するのはMファン90年7月号より「ジャパニーズビジネスマン(円の奇跡)」です(おい)。 題名の元ネタはその…
前回に引き続き鉄球をぶん回すゲームです。その名も「鉄球」(Mファン90/7)。ただしこちらはぶん回すのではなくむしろぶん回されます(おい)。 一言で言えばなわ跳びアクションゲームです。一定間隔でロープが回ってきます。引っかからないよう飛び跳ねましょ…
三日続けてプログラムネタ。ガンダムハンマー、モーニングスター、鉄球解体。球体を振り回す武器は男の憧れです(本当かよ)。本日もMファン90年7月号より「ゴムボール」です。 ルールはいたってかんたん。緑の球をぶん回し、標的の赤いボールにぶつけてやりま…
二日続けてゴルフゲーム。本日もMファン90年7月号より「GOLF LAND」です。 「mini SOLID GOLF」とはうってかわって、本作はシンプルなゴルフゲームです。コースは草餅か大福のような楕円を連ねて構成されています。地形はフェアウェイ・グリーン・池のみ。選…
ファンダムに掲載されたゲームプログラムには、名作と呼ばれる作品も数あります。そんなファンダム発の名作に「SOLID GOLF」('88/8)があります。サイドビューで描かれる立体コースを攻略するというゴルフゲームで、そのアイディアとユニークさは読者に大きな…
新年度になってもやることはいつもと同じ。MSXプログラムのご紹介です。てなわけで本日はMファン90年7月号から「カミカゼ」です。 外部からの攻撃を一切受け付けない巨大戦艦を内部より破壊すべく、戦闘機で狭い溝を突き進み動力部を狙うなんてのは、男子だ…
「ひらめき」 1990年当時、Mファンでは1行プログラムに力を入れていました。折に触れて1行プログラムを採り上げていたのですが、90年6月号では特集と称して、数本の1行プログラムを掲載しています。本日ご紹介するのは同号に掲載された1行ゲームプログラム3…
ここのところMファン90年6月号のプログラムを紹介しています。荒井が「ザ・リンクス」に加入していたおかげで、Mファンのプログラムをダウンロードで入手できたことは、これまでたびたび触れていますが、全てをダウンロードしていたわけでないことも、何度か…
山登りには欠かせない国土地理院2万5000分の1地形図。磁北線を引いておくと地図読みが楽になります。 方位磁針の指す北は、地球の最北端である北極点の方向ではなく、そこから若干ずれたところです。この方位磁針が指す北を「磁北」といいまして、この磁北の…