何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

ONE KEY SKI


今回は息抜きがてら入力した短いプログラムをご紹介。
今回ご紹介する「ONE KEY SKI〜真冬の果実〜」は、
ベーマガ91年6月号に掲載された、お手軽スキーゲームです。
題名どおり使うのはスペースキー一つだけ。
スペースキーを押す度に、スキーに乗ったマイキャラが
時計回りに90度ずつ移動方向を変えるので、これで障害物を避けながら、
木々の間に落ちているフルーツをを拾い集めていきます。
木にぶつかると体力が減り、ゼロになったら1ミス。
残り人数がなくなったらゲームオーバー。
ルールは至って単純明快、単純だけどのめり込めるという、
この手のゲームならではの良さを備えています。





このゲームは妙なところで凝ってまして、オープニングがあります。
この手のゲームにしては珍しいHP&残機制を採用してるのもそうですし、
ラウンドが進むとオールクリアメッセージも表示されます。
プログラムリストにはリマーク文による署名まで。
その分内容に比して、リストが中途半端に長くなってます。
それなのにキー判定周りの問題か、操作性が悪いままなのは大きな欠点。
チェッカーフラグでもDr.Dが、「この内容だともっと短くできたのでは。
無駄を端折った方がもっと良くなったかも。」と指摘していました。
これはこれで悪くないんですが、
Mファンだったら間違いなく1画面プログラムとして出てくる内容。
短いプログラムは「どこを削ってどこを作り込むか」の見極めが重要なんですが、
ここはいっそ余計な部分をバッサリそぎ落として、
1画面プログラムに収めてほしかったような気もします。