何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

若さってなんだ振り向かないことさ

最近縁あって、大学生の若い方々と飲む機会に恵まれました。
平均年齢20歳。四十に片足を突っ込んだ荒井の約半分です。
やはり若者はすばらしいとつくづく思いました。


自分が大嫌いな言葉に「最近の若者は…」というのがあります。
自分もかつてはそうした「最近の若者」だったくせにそのことを忘れているという学ばなさと、本当に若い方々のことを知っているのだろうか、知ろうとしているのかという疑問。荒井にしてみれば中高年こそ己の行いを省みるべきなのにと思うわけです。道徳は大人こそ学ばなければなりません。


さておき、その昔帯広のライダーハウスに泊まったとき、そこでオーナーのご老人が「やっぱり若い人は素晴らしい。健全だ。」という旨の事を仰っている新聞記事の切り抜きを見て、感動したことを覚えています。歳を取っていてもこんなことを言ってくれる人がいるのだと。奄美大島の名瀬でストリートミュージシャンと仲良くなっている高校生を見て、「最近の若者」も好奇心や活力に満ちあふれていることを確信しました。


そして荒井は決めました。オーナーさんのようなことが言える人間になろうと。