何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

なきどころ

その昔、山形県の旧朝日村はバンジージャンプの名所として知られ、
村の見所のひとつとなっていました。
ところがその後不幸な事故があり、運営会社が手を引いてしまったため、
現在やっていない様子です。


その土地ならではの名所というものは数ありまして、
それが町おこしのタネになっている例も数あります。
ところがその陰には、たった一つの運営会社が撤退したとか、
事業主が廃業するとかすれば消えてしまうところもあるわけで、
そこにもろさや危うさもあるわけです。


その土地ならではの売りを作るということは、ひとつに頼りきるのではなく、
たとえなくなってもカバーできるような基盤を作るということなのだろうかと、
ふと考えた次第です。