何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

火打岳に登ってきた五度目

ツツジもぼちぼち咲いてました

GR III。PhotoShop Elementsで縮小・切り出し


 というわけで先日、神室連峰の火打岳に登ってきました。火打岳もおなじみなので詳細は略(おい)。眺めの良さとほどよい歩きごたえが魅力です。
 2年前の前回は、抜群の展望を求めてちょうど同じ頃、親倉見から登りました。今回は火打新道を選択。お目当ては新緑です。あの急登も登りたかったし一等三角点も拝みたかったしな(おい)。

五合目付近の様子。このあたりのブナ林がきれいです。

 例によってのっけから150mの急登・一の坂を登ります。つかの間の平場を経て今度は二の坂・三の坂。見応えがあるブナ林はこのあたり。今回は時期に恵まれ、以前6月に登ったとき以上の新緑を楽しめました。

小雪の暖冬だったとはいえ、標高1000m付近はまだ早春です。

 三の坂を登り切ると、あたりにはまだカタクリショウジョウバカマが咲いています。西火打岳から山頂までは、ところどころ雪が残り、道を隠してました。うっかりしていると迷いそうなので、気をつけながら進みます。ふもとから見上げる分にはすっかり雪が消えてるようでも、山頂付近はまだ春先です。







 かくして2時間半少々で山頂に到着。天気にはまずまず恵まれました。高曇りながら見通しはそれなりに効き、山頂からは鳥海山がしっかり見えました。ぐるりと回れば、神室山・小又山の向こうに虎毛山と栗駒山、月山葉山、その間には遠く朝日連峰も見渡せます。今回展望にはあまり期待していなかったので、わりと見えたのは嬉しい誤算でした。

一等三角点「火打岳」。火打岳に登るなら必ず見ておきたい

 火打新道について、登った人々は「ほぼほぼ急登」と口を揃えます。眺めが良くて歩いて楽しいのは親倉見の方ですが、火打新道にも捨てがたい魅力があるのです。


 例によってコースタイム。


7:03/登山口-7:09/一合目-7:11/一の坂-7:40/二合目-7:49/二.五合目-8:00/二の坂-8:28/五合目-8:46/三の坂上-9:10/西火打岳-9:20/九合目-9:38-10:10/山頂-10:24/九合目-10:35/西火打岳-10:49/三の坂-11:07-11:15/五合目-11:24/二の坂-11:38/二.五合目-11:45/二合目-11:54/一の坂-12:17/一合目-12:23/登山口

下山後基線東端・西端も当然見てきたぜ