解説によれば、本作は「反復横跳び運動のゲーム版」です。プレイヤーの目の前には画ビョウだらけの道が4本並んで続いています。横ジャンプで道を飛び移りながら、画ビョウを踏まないようどんどん突き進んでいきましょう。一つでも画ビョウを踏んだら即ゲームオーバー。当たり判定がちょいとシビアなので、なるべく画ビョウの分布がまばらな地点を選び、ひきつけてからタイミング良く飛び移るのがプレイのコツです。てか靴ぐらい履けよ!(おい)
俺の知ってる反復横跳びと違う(おい)。
「ジャンプマウス」は荒井がMX-10を買った直後に入力してさんざん遊んだという因縁の作品(おい)。リストを見比べてみると、同じ書き方をしている部分が多々見受けられます。発表時期は「JUMP-JUMP」が84年で、「ジャンプマウス」が86年ですから、おそらく学研*3がプログラムを流用したなと(汗)。
ただし何から何まで同じというわけではなく*4、「ジャンプマウス」になってアレンジされた部分もあります。キャラクターはネズミに変わりましたし、一番の違いは画ビョウがヘビになったところです。「JUMP-JUMP」の画ビョウは(分布の疎密はあるが)基本ばらばらに散らばっています。一方「ジャンプマウス」のヘビは、連続した障害物の塊として迫ってくるので、より素早いジャンプが必要になっています。
昔のゲーム&ウォッチで言うところの「Aゲーム」と「Bゲーム」ぐらいの違いですが、なかなかの好アレンジで、結果的にはどちらもそれぞれ面白いゲームに仕上がっています。