というわけで溜まったプログラムネタ。本日は1画面プログラムが4本です(おい)。
まずは「A or B」(Mファン90/3)。二者択一の運試しゲームです。二又の道路を車で走っています。右に行くか左に行くか、どちらか選びましょう。片方は行き止まり、もう片方は先へと続いています。行き止まりを選んだらゲームオーバー、どれだけ先へ進めるかを競います。画面が昔のアナログ筐体のドライブゲームを彷彿させますな。
展開は全く運次第で、プレイヤーの腕前が入り込む余地はありません。ですのでこれをゲームと呼んでいいのかという気もしますが、MSX2のハードウェアスクロール機能のおかげで、スクロールがスムーズです。画面上に「ゴミ」が出るのはご愛敬で(おい)
二本目。「星の降る夜」(Mファン90/3)。バリアを操り、空から降ってくる星から街を守りましょう。見た目はどことなく名作「ミサイルコマンド」に似ていますが、本作がユニークなのは、降ってくる星が途中で一度止まることです。
星はある程度の高さに達すると停止し、画面上にバリアが現れます。止まっている間に、それまでの軌道から落下地点を予想して、バリアを移動させましょう。防げれば次のトライ、失敗したらゲームオーバーです。
「ミサイルコマンド」のようなリアルタイムアクションではなく、星の軌道から落下地点を予測するクイズと言ってもよいかもしれません。アクションとは異なる面白さがあって、これはこれでアリ。ゲームとしてきちんと成立しています。
三本目「TILE GOLF」(Mファン90/3)はファンダムの有名投稿者、NAGI-P SOFTさんの作品です。ボールを弾いてゴールこと青いタイルに乗せましょう。ボールは飛ばす方向とパワーを選べます。決められた打数内にオンできないと、ゲームオーバーです。
さらにボールが載ったタイルは消えてしまいます。タイルから落ちると一打が無駄になってしまいます。打数が増えるほどフィールドに穴が増え、どんどん難しくなります。
見た目はゴルフっぽくありませんが、ゲームシステムや遊んだ感じはなるほどゴルフゲーム。タイルが消滅するというルールも巧く、さすがNAGI-P SOFTさんと感心する出来です。
四本目「金太と風」(Mファン90/4)はRomiさんによる対戦ゲームです。土俵の上に金太なる人物が乗っています。プレイヤー1はこの金太を操作します。プレイヤー2が操るのは「風」(おい)。プレイヤー1は金太を動かし、土俵から落ちないよう踏ん張りましょう。プレイヤー2は風で金太を煽って、土俵から落としましょう。
いわば一風変わった力比べゲームとでも言いましょうか。少しの操作でもキャラクターは動いてしまうので、微妙な力の加減が肝心です。見た目は非常に地味ながら、深い読み合いや駆け引きが盛り込まれているところにRomiさんらしさを感じます。
残った1画面プログラムはまた明日ご紹介の予定(おい)