何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

復刻版

http://www.taito.co.jp/d3/cp/ys3/


「ワンダラーズ・フロム・イース」のPS2版が出るという話は
ずいぶん前から承っているところですが、その変更点が気になってます。
「物語の掘り下げが足りない」「アクションに肝となるものがない」ということは、
当何とか庵であーだこーだの指摘をしていますが、そこにも若干手が加わるとのこと。
日本ファルコム移植物の前例からいって、飽くまで小改良に留まるものと見てるので
(どうせ変えるなら、もっと大胆に変えてもいいと思うのだが)、
そう大きな期待はしてないんですが、「ワンダラーズ」の問題点にメスが入るわけですから、
ちょいと気になるところではあります。


RPG要素の強い横視点アクションゲームという点で、
「ワンダラーズ」のゲームシステムは「悪魔城ドラキュラ月下の夜想曲」になれる可能性があったのですが、
結局はプログラマー橋本昌哉氏が後に手がけた「アクトレイザー」になるだけで終わってしまった気もします。


飽くまでARPGを横視点アクションゲーム化した「ワンダラーズ」と、
横視点アクションゲームにRPG要素を採り入れた「ドラキュラ」。
一見似たようなゲームシステムであっても、土台となったものの違いが
両作品の出来の違いになったのかと思われます。