ひさびさに拙サイトを少しだけ更新しました。その後積みゲーを崩したりわずかながらも未知の作品に触れる機会があり、作品数を追加できる見込みが立ったため、「MSX名作20選」に新たな作品を追加しました。
枠が増えたことで、ようやく念願の「アラモ」を荒井の名作選に入れることができました。それとしっかり遊びこんでその出来を確認した「幽霊君」、レトロPCゲームを語る上では決して外せないdBソフトから「らぷてっく2」、MSXの対戦ゲームでは忘れるべからずの「ウォーロイド」、そしてまさかの「Qバート」を追加。「20選+5」からさらに5本増えて30本になったため、記事の題名も「20選+5」から「30選」に改めました。荒井が「幽霊君」や「らぷてっく2」に触れてからかれこれ数年(汗)。コナミのMSX作品では「ゲーム」としてあまり顧みられることのない「Qバート」こそ、実は最もコナミらしい作品でないかという説におもい至ったことが、記事を改訂できると踏んだ大きな理由です(おい)。それとせっかくだから、おまけの方にもあれこれ作品を追加しときました。
そもそも荒井が自分でMSXの名作を選んでみようとおもい立ったきっかけは、二つのサイトの名作選を見たからでありました。ひとつは記事でも触れているスペインのHOBBYCONSOLASさん。そしてもう一つはMSX1 GAMES LABさんです。
www.hobbyconsolas.com
ixw.s101.xrea.com
HOBBYCONSOLASさんの「Los 20 mejores juegos de MSX」(最高のMSXゲーム20選)の選は確かにどれも遊べる作品ですが、全20本中16本をコナミ作品が占めるというのはあまりに偏りすぎでないかと不満がありました。
もうひとつ、MSX1 GAMES LABさんでは、80年代に存在したMSX専門誌「MSX応援団」によるMSX名作100選を紹介しています。こちらはサイトのコメントどおり、あえてMSXである必然性や歴史的意義が感じられない作品が多く、総花的というか数あわせのために収めた作品ばかりという印象で、1988年頃という年代を考慮しても、もっと選びようがあっただろ…とおもったのでありました。そこで自分なりに選んだらどうなるだろうとわりと真剣に選考しまして、その結果がうちの記事となりました。
fukenko.hatenablog.com
fukenko.hatenablog.com
fukenko.hatenablog.com
「日本百名山」のように、100とか50とかキリのいい数にした方がカッコイイんですが(おい)、なにぶん荒井が所有しているとか、それなりに遊んだことがあるという作品の数は限られています。初めてこの記事を書いた際、自分が胸を張って紹介できるのは、HOBBYCONSOLASさんに倣っていいとこ20本でした。20本を選ぶには、少なくとも50本、できれば100本の作品に触れておかなければ、実のある選び方や記述ができません。20本に加えてさらに5本、そしてもう5本を追加して30選にできた理由は冒頭で述べたとおりです。
本体もソフトもすっかり高嶺の花になりました(号泣)。さらに作品を追加したいという願望はあるものの、昨今のMSX事情を考慮すると、自分が書けるのはいいとこここまででしょう。こういう企画は、広く深く精通した人の方がより濃いものを提供できます。というわけで荒井以外の人が選んだMSX名作百選とかいまだに希望(おい)。*1
荒井以外の方が選んだ名作選では、ニャオニャオ21世紀さんのものがすこぶる好いです。まさにMSXをよく知る方によるセレクトです。
www.nyaonyao21.com
*1:ググっても見つかるのは、でしたかブログみたいな実感を伴わない記事とか、とりあえず取り集めました的な動画ばかりなんだ…