というわけで本日もMSXプログラムネタ。Mファン90年5月号より「わなげーむ」です。
ありていに言って輪投げのゲームです。画面左の台に輪っかを投げ入れましょう。入れば成功、外れれば失敗です。輪っかを投げる強さはパワーゲージ式で決定します。ゴルフゲームとかでよく見るアレですな。力加減で輪っかを放るかんじがよく出ています。全部で20投して、成功した回数を競います。成功した回数によってコンピューターがけなしたり褒めてくれたりしますので、好成績目指してがんばりましょう(おい)
ポイントは輪っかを投げる位置が毎回変わること。輪っかの飛距離や軌道は投擲時のパワーの強さによって決まります。位置に応じて投げる強さを変えることが、うまく投げ入れるためのコツ。この仕様のおかげで、単調さを感じません。操作性もテンポも良好。1局20投というほどほどの試行数も、中だるみせずに遊べてよいです。
特筆すべきは輪っかの挙動の良さです。成功すると輪っかは小気味よく震えながら台に吸い込まれるように入っていきます。飛距離が足りずに台にぶつけてしまうと、キン!という効果音とともに弾かれます。輪っかを投げると下に影が表示されるところも、リアルな臨場感を出すのに一役買っています。好成績を挙げようと、夢中になって遊んでしまいました。