さいきん久々にマシン語のダンプリストを入力しています。ダンプリストには通常、入力ミス修正の便宜を図るため、チェックサムというものが付いているんですが、この確認作業がけっこうな手間です。
わりと効率的なのは、紙の誌面に刷られたリストと、コンピューターの画面を見比べ、間違ったところを誌面にマークしておいて、あとでまとめて修正するという方法。しかし現在は、紙の代わりに画像データ、実機の代わりにエミュレーターを使うため、すべて一つのディスプレイ上でやらなければならない上、鉛筆でリストに書き込むということもできないため、非常にもどかしく、あんまりはかどりません。
そこで先日、エミュレーター上のダンプ画面を全てスクリーンショットとして保存し、Photoshop上でリスト画像と見比べ、修正箇所を洗いだした上、バイナリエディタ上でまとめて修正するという手段をとってみたところ、わりとはかどることを発見。Photoshopのレイヤー機能を使えば、リストへの書き込みもすぐできますし、全てのチェックサムがすぐ見られる状態なので、その都度いちいちエミュ上でマシン語モニターを操作する手間もありません。
もっとも、いちばんいいのはSHEMを起動して、見ながら即修正できることなんですが(泣)