何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

メスティンで米炊いた

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 というわけでさっそく、きのう届いたメスティンで米を炊いてみました。外は風が強くて、空が泣き出しそうにもかかわらず(おい)。
 「1合が米はフタ1杯分、水はリベットの真ん中ぐらい」とは言われているのですが、まずはいつもどおり、米1合(1カップ分)に水約230ccの加減で試してみました。カップを使って計量すると、水はリベットよりもだいぶ低い位置でした。米1合はだいたいフタに半分くらい。とぎ汁は使い始めのシーズニング用にまわしてます。
 今日は時間がなかったので、20分ほどの給水の後、ストーブに点火。ドラゴンフライは五徳が大きいので、載せるのに案外気を遣いました。風が強かったので付属のアルミ風防を使いましたが、そうするとハンドルが展開できません。


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 強めの中火で立ち上げて、沸騰したら弱火で10分。フタがきっちり閉まるからかあまり湯気が出ず、強風のおかげで匂いで炊きあがりを判断できないという状況ゆえ、時計を見ながら頃合いを見計らって火から下ろします。その後ひっくり返して10分蒸らし。ひっくり返して蒸らせるのも、フタが閉まるメスティンなればこそです。
 フタを開けてみると芯なく焚けてましたが、水気が十分飛んでませんでした。最初に念入りに米をといだ分水が多かったのと、火にかける時間が少し短かったゆえでしょう。底の焦げつきはなし。水が多かったことも一因でしょうが、評判どおり、アルミはチタンより焦げにくいようです。


 今日のおともは去年日東ベストさんの総合文化祭で買っといたレトルトのハヤシライスです。メスティンは上が真っ平らなので炊いてる最中、上にものを載っけて温めることもできますし、容量に余裕があるゆえレトルト食品をご飯にかけてもこぼれるということがありません。弁当箱として使っている方もいるだけに、食べやすいのもいいところ。
 初めて使う道具は、やはりいつもとは勝手が違います。何度か試して早く使い方に慣れたいものです。