何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

略してアメトラ

先日トリトーンをイメージファイル化したついで、こんなソフトもイメージ化しときました。





7年前、ROM版と間違って買った「アメリカントラック」テープ版(おい)。
「ファイナルゾーン」や「夢幻戦士ヴァリス」で有名な日本テレネット1985年の作品です。
確かこれがテレネットのデビュー作でしたっけ。
武装トラックを操って敵スパイの包囲網をかいくぐり、
NASAの機密書類を送り届けるという荒唐無稽なストーリーがあるのですが、
ご覧のとおりコナミの「ロードファイター」風高速スクロールカーアクションゲームです。
80年代に遊んだ当時は「ロードファイター」と区別が付かず、
ロードファイター」をやった際「このアメトラトラック出でこねぞ!」と思ったものでした(笑)。





ロードファイター」との違いは敵車にぶつかってもミスにならないところでして、
むしろぶつかって破壊すれば得点になるという、アブないルールを採用しています。
公道を走ってる車のほとんどが敵スパイというのは一体どういう状況なのやら(苦笑)
さておき、「ロードファイター」がカウンターステアのデリケートな操作を味とする作品なら、
こちらは思い切り壊しまくる豪快さや爽快感を楽しむ作品となっています。
このあたりはNintendo64の「ブラストドーザー」に通じる物がありますかね。
当たると即死の中央分離帯やTNT爆弾といった、妨害地形やお邪魔アイテムも盛り込まれてまして、
ハイスコアや高次面クリアを狙おうとすると、面パターンを覚えるとか
減速を巧く使うといったテクニックが必要となってきまして、なかなか楽しませてくれます。
ロードファイター」も名作ですが、独特の豪快さや地形トラップの面白さ等々、
自分としては「アメトラ」の方が好みです。


間違ってテープ版を買ったときは「テープが痛んでてロードでぎねがったらどうすんだ〜!
それよりターボRでどうやって遊べってんだ〜!」と途方に暮れたものですが、
イメージファイル化という技を覚えたおかげで、
7年の時を経てめでたく日の目を見せることができました。無事に走って一安心!