何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

こないだ登ってきただけに

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先日の月山山頂。やはりヒトならざる者が棲む霊峰なのだとおもう。

 先日月山で遭難した神奈川の登山客さんが、遺体で発見されたというおはなし。まずはご冥福をお祈りします。年齢も荒井に近いので、他人事ではありません。
 羽黒山の方から入山されたそうで、おそらくは登頂後の下山中に何かアクシデントが発生したのだとおもわれます。数年前にも、八合目から入山した登山客さんが、数日間行方不明になった末、肘折側で発見されたなんてことがありました。今回の遭難者さんは、はじめから肘折側に下りる予定だったのか、それとも弓張平温泉側に下りるつもりが道を間違えたのかは不明ですが、肘折側は長大で、たやすく踏み込んではいけないルートだという噂は聞いています。


 八合目から山頂までのルートは、おそらく月山に登頂するなら最も簡単なルートでしょう。しかしかといって、月山は油断していい山ではありません。やたらガスりますし、一歩道を間違えれば格段に難易度の高いルートに入り込んでしまいます。自分は月山にはしばしば登ってますし、これからも出入りするつもりですから、気をつけなければと肝に銘じました。