何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

白鷹山に登ってきた2023


GR III。Photoshop Elementsで縮小


 というわけで4月最後の日、白鷹山に登ってきました。当日朝起きてみたらけっこう天気が良かったので、比較的安全かつ、ぱっと行ってこられて、相応に歩き応えのある山に行こうぜということで、だったら白鷹山だと登ってきた次第です(おい)。
 しかしいつもと同じ嶽原コースを登るのも面白みがないので、今回は大平コースから登ることにしました。かつて大平コースは二度ほど歩いたことがあります。しかしどちらも山頂から下りてくるルートとして歩いてました。ですので実は、大平コースから登頂したことがありません。白鷹山に出入りするようになって約20年。まだ登ってなかったのか!

登山道の脇のミズバショウ。大平コースは入り口付近の方々に生えてます

 今回歩いたのは、大平コースで山頂を目指し、そこからレーダー基地に行って一等三角点を拝んだ後、再び山頂にとって返して嶽原に下りるというルート。大平と嶽原の登山口は800mほどしか離れてないので、周回が可能です。

中腹の大鷹ぶな。今年は新緑も早いなぁ。

 ミズバショウニリンソウといった春の花々を愛でる区間を抜け、うがい場で一息つけば、程なく急登です。ひと登りして尾根に上がれば、今度は新緑のブナ林が広がります。近年地元団体がトレイルを整備したらしく、従来の尾根道の脇には、平らで歩きやすい道ができてました。今月下旬にはお披露目のイベントをするんだとか。

レーダー基地のあたりから西を望む。ふもと中山地区の菜の花畑がひときわ目立った

 例によって山頂の虚空蔵堂にお参りしたら、すかさず西に向かう登山道に入り、一等三角点を目指します。さいわい天気はよく保って、あたりからは東西の黒森山や、朝日連峰などを見渡すことができました。
 その後予定どおり山頂に引き返し、嶽原コースで下山。雪はかなり解けていました。そのかわり崩れかけて足下が不安定になり、積雪期以上に気を遣う場所もありました。下山後は車道を歩いて大平に戻り、雪椿を見物し、無事戻ってきたのでありました。

大平名物雪椿の群落。ミズバショウは盛りを過ぎていた。

 大平コースは見どころに恵まれ、楽しく歩けます。登りのルートとして大平コースを選ぶのもよいものです。
 ところで「大平」。どう読むのか改めて調べたところ「おおだいら」と読むことが判明しました。すっかり忘れてたぜ…