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お友達の祖母の住む佐渡島で山菜採りをした後、収穫したゼンマイを干して食べてみたというおはなし。
例によって記事とお題はあまり関係なく、家の両親が山菜採りをするもんで、荒井も小さい頃から山菜を食べて育ってきました。ですので荒井の家では日常的に山菜が食卓に上ります。
それが非常な贅沢であることを知ったのは、大きくなってから独り暮らしを経験したり、日本一周の旅をして全国でいろいろな料理を食べた後のことでした。自分か自分の周囲に採りに行って食べる人がいないと、実は山菜はなかなか口にする機会がありません。日本一周の旅から家に帰って、子供の頃から食べ慣れたゼンマイ炒りや蕗の炒め物といった料理を目にしたとき、そういや独り暮らしや旅の最中食べることがほとんどなかったな、これは貴重なものだったんだ、と気づいたのでありました。家のすぐ近くに、都会では高級とされる山菜がうじゃうじゃと生えていることは、恵まれているとしか言い様がありません。
やがて荒井もちょいちょい山菜を採るようになりましたが、もっぱらタラの芽やコシアブラ専門です。おいしいのにわりと方々で容易に見つけられるし、アク抜きの必要がなくて食べるのがかんたんなものだから(おい)*1。
ついでにゼンマイ干しは風との戦い。
*1:ワラビやゼンマイは見つけるだけならそう難しくはないが、質のいいものはそういうところには生えていないのだ…