何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

"You eikder love it or hate it"

2023ラーメン道GP1位獲得おめでとうございます。

 好きで荒井がしばしば通っている山形市のラーメン屋・ラーメン金子さんが、先日、地元テレビ局主催のラーメン屋人気投票企画で1位になりました。それにともない「いつも行列がすごい」とか「ハードルが高そう」という声をいろいろ目にしました。
 行列に尻込みする方々には、おそらく行列してまでラーメン屋さんや飲食店に行く、という発想がないだろうので、まぁ、実際に行くことはないんだろうなという気もしますが、さておき、最低限のマナーさえ守れば、金子さんは入りやすいし、初訪客にも極めて優しい店だ、と荒井はおもうのであります。

駐車場は9台分。セブンイレブンや飯田温泉等への駐車は厳禁!

 最低限守るべきは、「駐車場所を必ず守ること。」「代表並び・割り込みはしないこと。」
 お店の駐車場が空いてないからといって、近隣の商店や隣の空き地*1等に車を置いてはなりません。駐車の件では、特に近所のセブンイレブン山形飯田五丁目店との間でしばしばトラブルが発生しています。金子さんにもセブンイレブンにも迷惑をかける上、お店の存続にも影響します。迷惑駐車は絶対にやめましょう。

開店前に到着した場合、イスによる順番確保(1人1脚先着10数人程度)が可能。
悪天候の日など開店まで車の中で待機できるのがありがたい。
空いたスツールに私物を載せて開店を待とう。ある種の整理券制です。

 代表並びとは、集団で来た客が一人を代表に立てて行列の順番を確保し、後から残りが合流するという並び方です。一種の割り込み行為であるため、行列店では問題行為と見做されます。団体*2で訪れる際は、全員揃ってから列に並びましょう。お店に来た客全員が気持ちよく食べるためのマナーです。

「ラーメン中」+タマゴ。金子さんといったら「ラーメン」、というファンも多い。

 金子さんといったらラーメン二郎を彷彿させるヤサイ・アブラ山盛りの「ラーメン」を出す店と認識している方も多いでしょう*3。二郎系ならではの呪文のような「コール」が必要かと心配になる方もいるかもしれません。
 ですが、無理にコールする必要はありません。コールなしでも金子さんのよさは存分に味わえます。ラーメンを注文すると、刻みニンニクを入れるか確認してきます。それに答えるだけでまずは十分です*4
 それよりも大事なのは、わからなかったらお店の方に訊くことでしょう。訊けばきっと気さくに、真摯かつ親切に教えてくれます。そして食べきれる量を注文することです*5

「中華そば中」1スペ。
「1スペ」とは一番乗り特典の全トッピングサービスのこと。

 金子さんに行くハードルは意外と低いということは、もっと知られて良いとおもいます。実際に行ってみれば、なぜこのお店が1位を獲得したのかわかることでしょう*6
 荒井にとってラーメン金子さんとは、味も雰囲気もお店の方々やお店に集う方々との交流も含め、行くのが毎回楽しみなお店です*7

営業開始時の店主あいさつ。一度はぜひとも聞いていただきたい。

*1:2024年冬、隣の空き地にも駐車スペースができました。鯛貝マークの看板が目印です。

*2:二人連れでも同じです

*3:スープのベースが全く違うため、味は二郎と全く異なります。

*4:確実にニンニクを入れたくなかったら「ニンニク無し」よりも「ニンニク抜き」と伝えると間違いがないです。

*5:小でも他店の並みか大盛り程度に量があります。完食できる自信がなければ、小を選んどくと無難です。

*6:「金子マン」ことお店に集まる熱心な常連さんたちの雰囲気に気圧されているという声も目にします。でも排他的な人はまずいないです。

*7:最後に。お店は食券制です。開店中は食券を買ってから列に接続します。開店前に到着した場合、順序に従って入店したら、そのときに食券を買いましょう。券売機は1000円札を受け付けないことがしばしばあります(汗)。小銭や複数の千円札を用意しておくと購入がスムーズです。