何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

宝珠山に登ってきた

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四寸道も凍っていた。

GR III。Photoshop Elementsで縮小


 先日、わずかに青空がのぞいた頃合いを見計らって、ひさかたぶりに山寺の立石寺に行ってきました。
 山形は雪国なので、冬場でも気楽に登れる山はごく限られています。立石寺なら雪山よりも気軽に登れるんじゃないかと行ってみたのはよかったのですが、まぁ甘かった(泣)。石段はどこもかしこも凍結してツルツルで、よほど気をつけないと滑って転ぶのは必至です。スーパーロータリー付き長靴が欲しくなっただよ(おい)。


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 そもそも入り口のところに「石段非常に滑ります。とても登りづらく危険です。」と注意喚起の張り紙がでかでかと張り出され、入山する際も係の人から非常に滑りやすいから気をつけろと念押しされる時点で、気軽に登れねぇなと感づくべきだったのです...まぁ、慎重に慎重を期したので、滑って転んだりもせず無事に行って戻ってこられたけどな(おい)。

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雪に埋もれる奥の院と誰もいない五大堂



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 冬場で足元が悪いのと、主立った堂宇が軒並み閉まっているものだから、人の姿はまばらです。夏場は人が絶えない五大堂でさえほぼ貸し切り状態。疫病がはやっていることを差し引いても、こんなに空いていることもあるものだと感慨深くなりました。
 猥雑さとは無縁の閑けさ。当然蝉の声すら聞こえません。この静寂のため、冬にあえて登ってくる価値は十分あるなとおもいました。

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本題焰藏さんの鳥中華。近々始まる中華そばも気になるな。