またプログラムを一本打ち終わったのでご紹介。ベーマガプログラムは入力しやすくて好いですな。というわけで今回は86年6月号掲載のアクションゲーム「SIGNAL BALL」です。
ルールはいたってかんたん。目的は画面内を跳ね回るボールの色をすべて揃えること。ボールの色は砲台の弾を当てることで変わりますが、砲台とボールがぶつかるとワンミスとなります。巧いのは少ない手数で揃えるほど高得点というフィーチャー。ダラダラ撃っているとクリアしても得点がもらえなくなってしまいます。
はじめ現れるのは三つのボールだけですが、面が進むごとに数が増え、やがて収拾が付かないくらい増殖します。ボールの移動や表示はマシン語化されてますので、ひどい処理落ちもありません。多い日も安心仕様(おい)。この手のゲームは操作性や動作速度が命なので、マシン語化は大正解でしょう。
ハドソン往年の名作「キャノンボール」を彷彿させる内容で、おそらくは参考にもしているのでしょう。シンプルすぎて作りが素っ気ない嫌いはありますが、一度始めるとそのままズルズル遊んでしまうような、この手のシンプルゲームのよさをしっかり備えています。
