何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

受け継ぐ

南陽市の無形民俗文化財「鍋田念仏踊り」が15日、同市鍋田地区の太符神社で奉納され、地区住民と地元の沖郷小の児童たちが豊作祈願の踊りを披露した。  鍋田念仏踊りは1773(安永2)年の干ばつで上杉鷹山公が農民に雨ごいを指示して生まれたとされる。乾いた大地に雨の恵みがあるよう祈る「道行き」と、雨を降らせてくれた天に感謝する「いれは」の2つの踊りがあり、地元の念仏講保存会(色摩久市会長)が伝承活動に取り組んでいる。  この日は、青い法被を身に着けた地区住民約80人と沖郷小の3、6年生147人が踊りに参加。太符神社の参道で「道行き」をゆったりと踊りながら境内に入った。この後、神社の前で大きな輪をつくり、日の丸の扇子を高々と天に掲げて「いれは」を踊り、五穀豊穣(ほうじょう)と雨の恵みに感謝する気持ちを威勢よく表現した。

南陽市の念仏踊りに地元の小学生が参加したというお話。
大人はもっとこういうことをやっていいと思う次第。