何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「調」

尾花沢市の銀山温泉  尾花沢市の銀山温泉大石田町のJR大石田駅を結ぶ、同市の路線バス・銀山線に1日、「レトロ調ボンネットバス」が導入された。バイオディーゼル燃料(BDF)を使い環境にも配慮。ゆったりと走る姿は愛らしくもあり、大正浪漫あふれる温泉街に風情を添えている。

山形を代表する観光名所の一つ、
銀山温泉にボンネットバスが乗り入れるようになったというお話。
今時ボンネットバスをどこから調達したんだろうと思ったのですが、
蒸機のように昔の車両を整備して使えるようにしたのではなくて、
どうやら昔風のデザインを採用した近年の車両を使っているということで納得。
なるほど、だから「レトロ調」なわけです。
今年は軽井沢越え行くぞ荒井でした。


銀山温泉の巧いところは、歩いて楽しめる仕掛けを
いろいろと用意したところですかね。
旧い温泉宿の建築はもちろん、気軽に立ち寄れるみやげ屋は充実してますし、
白銀の滝や廃坑といった名所もついでに見て回れるよう整備されています。
車が個人の必需品となって久しいですが、
やっぱり人間は車ばかりの駐車場ではなくて、
人の姿が見える「雑踏」にこそ活気を感じるものなのです。