何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「RESCUE」




 本日もMSXプログラムネタ。今回はベーマガ84年10月号より「RESCUE」です。
 「レスキュー」という名前のゲームはけっこうあるような気がします。というわけで本作も救出がテーマのスクロールアクションゲーム。時は未来、宇宙旅行中の団体さんがアステロイドパークで遭難しました。救命艇を操りアステロイドをくぐり抜け、団体さんを救いましょう。救命艇で団体さんを拾えば得点。隕石にぶつかると即ゲーム終了です。たくさん救助してハイスコアを目指しましょう。





 救命艇は当たり判定が大きいため、欲を出すとやられやすいです。ただし団体客を見逃してもミスにはなりません。なので無理に救助せず、隕石を避けることに集中すれば、けっこう続けられます(おい)。
 ゲームは至ってシンプルながら、スクロールにはマシン語を使っています。そのため動作が快速です。カラフルな隕石に、炎を吹いて飛ぶ救命艇、手足をバタバタさせる団体さんのアニメーションなど、見た目も悪くありません。低めの難易度とテンポの良さもあって、なかなか楽しく遊べました。

隕石衝突でゲームオーバー!
よくかんがえると救助された団体さんも道連れだよな(おい)

 なお、仕様なのかバグなのか、掲載されたリストのとおり打ちこむと、自機が画面の左端に行けません。180行末端の「X=X+8*(X>16)」を「X=X+8*(X>0)」にすると直せます。それとマシン語がディスクのワークエリアを侵食しています。本体の仮想ドライブモードを切ってから起動した方が安全でしょう。