二日続けてゴルフゲーム。本日もMファン90年7月号より「GOLF LAND」です。
「mini SOLID GOLF」とはうってかわって、本作はシンプルなゴルフゲームです。コースは草餅か大福のような楕円を連ねて構成されています。地形はフェアウェイ・グリーン・池のみ。選べるクラブはドライバーとパターの2本だけ。組み合わせが同じなので、編集部ではこのクラブセットを「プロゴルファー猿セット」と呼んでいます(おい)。そのプロゴルファー猿セットを携え全9ホールを回り、できるだけ少ない打数で上がりましょう。ところで亡くなられたA先生のご冥福をお祈りいたします。
ゲームは淡々と打ち出す方向を決め、淡々と目押しでパワーを決め、淡々とラウンドしていくといったあんばいで、良くも悪しくも変化に乏しいです。よく言えばシンプル、悪く言えば単調です。
そのためか、ゲームはコンピューターとのマッチプレイ形式となっています。ただしこのコンピューターがやたら上手く、勝つのは至難の業。編集部も「コンピューターがどうせ勝つ」と、お手上げのようなコメントを残しています。マッチプレイ形式にしたのは、単調さを救うための工夫なのでしょうが、あまり意味がないような気もします。