何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

板敷山に行ってきた2019

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GR IIIで撮影。Photoshop Elementsで縮小


 今年も5月になったので、一年ぶりに板敷山に行ってきました。板敷山の詳細は拙サイトや拙ブログで何度も採りあげているので略(おい)。今の時期に登るには最高の山なので、今年も懲りずに行ってきたのでありました。


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 午前中こそ晴れ模様でしたが、昼から雨降りという天気予報が出ていたので、今回は時間との勝負でした。お手軽に小倉山林道経由で登ろうとしたところ、自然災害か、入ってすぐのところで路肩が半分消えていたのであっさり撤回。いつもどおり熊谷神社から歩いて登ってきたのでありますが、時間を稼ぎたい事情があるので、御蔵沢を渡ってすぐのところから稜線に取り付くルートを選びました。
 午前8時に登山開始。このルートは十年ぶりくらいに登ったのですが、いつの間にやら藪も少なく踏み跡もはっきりと登山道っぽくなっていて、格段に歩きやすくなってました。とはいえのっけからの急勾配はあいかわらずなので、ひぃひぃいいながら登ることは変わりなし(おい)...板敷山では、この区間が一番キツいとおもいます。


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 15分程登って杉林を越えると見通しがひらけ、送電線の巡検路に合流します。ここまで来ればあとはもう占めたもの。右に左に新緑の山並みを、後ろを振り返れば庄内平野。道は明瞭で歩きやすいことこの上なし。楽しい爽快な尾根歩き区間です。板敷山は比較的登りやすくて眺めもいいのに、あんまり知られてないのか、いつ行っても空いているという、静かな山歩き好きには堪えられないもんがあります。連休末日だというのに、道中、誰とも行き会いませんでした。


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 そんなこんなで9号鉄塔を過ぎ、ブナ林に突入すると、行く手には残雪が目立ってきます。小倉山林道に至る登山道は全く雪の下。「こんな有様だったら結局あちらからは来られなかったな」と足を進めると程なく、山頂に至る巡検路もとうとう雪に埋もれてしまいました。
 この時点で9時を少しまわっていたので、あっさり登頂を断念。撤退を決定します。奇しくも去年と同じとこだ!


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 かくして10時過ぎに熊谷神社に帰還したら、旧羽黒町に向かい「琴の」さんに突撃します。早めに行程を切り上げたおかげで3番手の確保に成功し、無事、MC GATA&BANKINGさんコラボの今月限定ラーメン「黒いのKASHEROW」にありつくことができました。そしてすぐ近くの立ち寄り湯「ゆぽか」で一風呂浴びて帰途に就く頃には、予報通りに雨が降ってきたのでありました。
 今季は雪が少なかったので、去年よりも早く雪も消えているだろうかと踏んできたのですが、フタを開けてみれば去年と同じくらい残ってました。それでも新緑や山菜やラーメンに温泉(おい)を存分に楽しめたので、大満足の山歩きとなりました。


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