何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

大高根山に登ってきた

丹生川のあたりから見る大高根山。
葉山の手前の平らな台形みたいな山がそれです。

GR III(2枚目のみGR DIGITAL III)。PhotoShop Elementsで縮小


 気づけば一月近く山に登ってません。9月前半は異常な残暑に辟易し、後半は微妙に天気が崩れやがって、登ろうにもなかなか登りに行けなかったのです(泣)。というわけでこのままではさっぱり登らないまま秋が深まっちまうぞということで、爽やかな陽気に恵まれた先日の午後、大高根山に登ってきました。

山頂の標柱。6年前撮ったやつ

 大高根山は大石田町から次年子に向かう途中、村山市との境にあります。登山口は大石田中心部の外れから次年子に向かって小平林道を4,5キロばかり分け入ったところ。そこそこ山深いですが、林道自体は全線舗装なので車でわりと容易に行けます。
 山自体は6年ほど前にも登ったことがあります。その時はけっこう雲が多かったので、隙あらばまた登ってやろうと狙っていた山でした。気がつきゃ6年ぶりかよ(おい)。





 登山道はいくつかありますが、今回登ったのは山の神コース。登山口そばには山の神の祠がありまして、これがコース名の由来となっています。前半は急登で、北の峰と呼ばれる展望地を過ぎると平場に変わります。あたりは広葉樹の森が広がり、至って爽やかな道が続きます。






 山はやまがた百名山にも選ばれています。地元有志が力を入れているおかげか登山道は手入れもよく、里山にありがちなわかりづらさや歩きづらさがありません。山に慣れている人が真面目に歩けば、登山口から山頂まで30分とかからず登れます。






 山頂は北村山地区格好の展望台です。眼下には最上川と丹生川のあたりに、尾花沢と大石田の町が拓けている様子がよく見えます。そればかりか杢蔵山や猿羽根山、南は村山・天童、さらに上山の三吉山まで見渡せました。
 てっぺんは小さな広場です。久々に来てみると、見おぼえのある標柱に加え、一休みするのにちょうど良さそうなベンチと机が増えていました。今の時期なら、途中の林道でけっこう見つかる栗でも拾って、ここで栗飯でも炊いて、この風景を見ながら食ったら楽しいだろうなとおもいました。
 大高根山には新しい登山道も近年開削されています。気になるのでまたこちらも登りに行かねばなりません。

参考までに6年前登ったときの山頂の展望の図