何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

GR IIIで大散財

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GR DIGITAL IIIで撮影


 というわけで発売日を迎えたということで、先日予約していたリコーのデジカメ・GR IIIが手元に届きました。GRD3の調子が微妙悪くなって以来、たびたび買い換えようとはおもいつつも、タイミングを逸したり、意中の機種がなかったり、先立つものがなかったり(おい)とで見送り続けた末、ようやく登場した本命モデル。もはや買わない理由がどこにもありません。前モデルのGR IIが出たときもいちおう買い換えを検討はしたのですが、IIのアップデートが非常に微妙だったので、「こりゃIIIを待った方が良さそうだ...」となって、気がつきゃあれから4年です。待ちわびたよ!(泣)


 さて、それでさっそく電池を入れてあれこれ弄ってみました。起動が速いという前評判は目にしてましたが、マジ早いです。GRD3の3倍は速いんでないかと(おい)。幅はGRD3とほぼ同じ。これで1/7インチではなく、APS-Cの撮像素子を搭載しているのですから、技術の進歩は目覚ましいものです。ただしGRD3より若干厚みがあります。GRD3の純正ケースに突っ込むと入らないことはありませんが、ややきつめなので、出し入れはしづらいです。


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GR IIIで撮影


 本格的に弄るのはあとにして、とりあえず気になっていたマクロ機能を試してみました。仕様表によれば最短撮影距離6cm。APS-Cサイズにもかかわらず、期待通りにすごい寄れます。撮影にはちょっと厳しい夜の屋内ゆえ、ISO感度を400程度まで上げましたが、画像処理エンジンとセンサーの性能か、画質はぱっと見、GRD3の高感度域より全然実用に耐えます。それだけでもこれはスゴいデジカメだとおもいましたが、撮影者の腕前はあいかわらずポンコツなので、画像の出来は云々しないでくださいませ(号泣)。
 本格的に使う前に、まず設定を弄って使い勝手をよくしなければならないのがデジカメのGRシリーズなので、これから説明書を読みながら、操作に慣れる予定です。


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GR IIIで撮影


 さて、荒井が致命的な破損以外の理由でデジカメを買い換えるのは、実はこれがはじめてです。最初に買ったPower Shot A70は単車で立ちゴケしたあおりでレンズ鏡胴を破損しお陀仏。続くA620は落下させて外装を粉砕してしまったことが買い換えの要因でありました。
 しかしGRD3は、強打したり落っことしたりと、購入以来8年間さんざん酷使した結果、ポンコツにはなっているのですが、外装はネジが1本飛んだくらいで致命的な損傷はなく、肝心の撮影機能も、だましだまし使う分には何ら問題ありません*1。それは荒井がこれまで買い換えを先延ばしにしてきた大きな理由の一つでもありました。
 デジカメは消耗品とはいえ、さすがはGRシリーズ。このGR IIIもGRD3同様、ポンコツになるまで使ってやれればなとおもいます。

*1:あえて問題を挙げれば、たまにシャッターボタン押しても反応しないことがあるくらいか?(おい)