何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「ハイドライド3」はじめました。

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不思議が当然フェアリーランド〜「ハイドライド3」for MSXシリーズ攻略情報・もくじ2


 「ハイドライド3」は1987年11月21日に88版が発売され、翌12月にMSX版・MSX2版がそれぞれ発売されました。というわけでそれに倣って拙サイトの「ハイドライド3」ネタも、残り後半部分を公開しました。MSXシリーズ版の厳密な発売日は不明なんですが、だいたいということで勘弁してくださいまし(おい)。


 ハイドライドでも「I」と「II」の攻略記事は、「実験場」のコーナーを設けてからわりと早めに作っていたので、その流れで「3」の記事もそのうち作りたいとはおもってました。しかしなんだかんだで後回しにし続けた結果(おい)、発売30周年をきっかけにようやく手を付けまして、発売記念というかんじで公開にこぎ着けました。
 例によってネット上にはマップや攻略法を公開しているサイトさんも数あるのですが、攻略一辺倒で味気なかったり、あっさりしてて物足りなかったりしたので、荒井が書く以上はどこよりも詳しくて濃密で読み応えのあるものを作ろうと心がけました。ですのでそれなりに読み応えのある記事になったのではとおもいます。
 とはいえそのものズバリの解法は載せてません。やっぱりゲームをやる喜びは「あぁ、そうか!」「こうすればいいんだ!」と、自分の力で気づいたり解法を見いだすことにあるとおもいますので、拙サイトの攻略記事は、ヒントはいくらでも出すけれども、最後の詰めは自分で考えてくれ、という思想で書いてます。このあたりは自分が慣れ親しんだ山下章先生のチャレアベの影響です。


 「ハイドライド3」とは、当時的な「アクティブRPG」の完成形であり、その後の「アクションRPG」の方向性を示した作品でもありました。その後のARPGの多くが、多彩な武器や技を駆使する戦闘システムを採用していることを見ると、「3」には先見の明があったのだとつくづく感ぜられます。
 今回の記事を書くため、「3」を3回ほどプレイし直しました。30年も前のゲームでありながらアクション戦闘システムがとにかく爽快で、飽きるということがありません。発売当時からもう何度もプレイしているにもかかわらず、いまだに面白く遊べるのですから、本当によく出来た作品です。


 今回の記事を公開するにあたり、仮公開していた部分も一部更新しました。それでひとつお詫びしておかなければならいのですが、発売当時のベーマガをひっくり返しても、手塚一郎さんのキャラの体力がレベル5になっても2桁に乗らなかった、という逸話はどこにもありませんでした。どうやら荒井の記憶違いだったようで、ここに訂正しておきます。手塚一郎さん、どうもすみませんでした!


 ついでに今日で拙サイト「何とか庵」開設15周年目。例によって好きなことを細々と、という誰得サイトですが、読者の皆さんにお礼申しあげるとともに、今後ともよろしくお願いいたします。