何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「ガンダーラ」はじめました

http://psyzans.com/Testsite/Gandhara/Gandhara_01.html


 しばらくぶりに拙サイトに新しいネタを追加しました。昔エニックスより発売されたPC用ARPG「ガンダーラ」の攻略記事です。
発売時期が「ジーザス」や「イース」「メタルギア」と近かったせいかそれら話題作の間に埋もれてしまった感がありますが、レトロPCゲーマーの間では密かに根強いファンがいる作品です。
 先述の作品が今でもそれなりに語り継がれ攻略サイトも数を見かけるというのに、「ガンダーラ」は攻略サイトもなく、詳しく語られることもないという状況がやるせなく許せなく、自分でこさえてやったというわけです。マイナーな作品ほど語り継ごうとしなければ残りません。


 さて、ここでは記事に書かなかったことについてちょっと触れとこうと思います。
「ガンダーラ」が今ひとつメジャーになれなかった理由として、当時の他のARPGに比して爽快さがなかったことが挙げられるのですが、それはスクロールやディスクアクセスの遅さだけではなく、「その場で体力を回復できない」というルールによる部分も大きいのかなという気がします。
 「イース」や「ハイドライド」といったAPRGでは、フィールド上で静止するとか、アイテム・呪文等の手段で随時体力を回復できます。体力が回復できるということは、多少のダメージを気にせず、いろんなところに行ったりガンガン攻めたりということができるわけです。
 ところが「ガンダーラ」では、その場で体力を回復できません。目的地まで体力を温存しなければならないため、慎重なプレイが必要になります。回復拠点となる菩提樹を中心にじわじわ陣地を広げていくような、ストイックな進め方が求められます。
 これはゲームの性格なので、どちらが優れているというわけではありません。同じARPGでも「イース」「ハイドライド」とは、求められるプレイスタイルが違うのだということは、もっと明言されるべきでないかと思います。