何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

久々に板敷山に行ってきた

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 今日も天気が良かったのでどこかに行こうということで、数年ぶりに板敷山に登ってきました。
 板敷山は最上と庄内の間にある低山です。送電線の巡検路が整備されているので登りやすく、ちょっと登れば展望がひらけて、さらに今の時期なら新緑と山菜採りも楽しめるかもしれないという、今登るなら最高の条件が揃っています。


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 残雪で道が隠されて少々わかりづらくなっている場所もありましたが、巡検路の雪はあらかた解けていました。今年の春の陽気のせいでしょう。上の方のブナ林はすでに新緑に覆われています。お目当ての山菜は時期を逃してしまったようで、だいぶ採られているか大きくなっているか。それでもかろうじて一人が食べる分程度は見つけられまして、昼飯に山菜を奢ることができました。


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 この晴天ですから案の定、展望は抜群です。北には鳥海山、南に月山が、青空を背景にくっきりと見えます、西に広がる庄内平野の向こうには、かすかに日本海さえ見えました。
 こんな具合にいい山なんですが、情報の少なさゆえか、あんまり登ってる人を見かけません。現に今日も連休の末日だというのに、山中では誰にも遭遇しませんでした。どこに行っても人がいそうな時期に行くならこういう場所に限ります(おい)。


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 ところで前に登ったときとは、ふもとの様子がけっこう代わってました。林道から巡検路に分岐するあたり、植林記念碑が建っているあたりの杉林が伐採され、すっかり見通しがよくなっていました。おかげで登り口が見つけやすくなったのですが、かわりに記念碑から尾根にとりつくまでの巡検路が一部崩れており、少々歩きづらくなってます。