またプログラムを打ち終わったのでご紹介。
今回は月刊マイコン85年12月号掲載「ハートキャッチャー」。堪忍袋の緒が切れたり、やるっしゅ言ったりするようなゲームではありません(おい)。
プレイヤーはサンタクロースとなって、雲の上を跳ね回りバクをかわしつつ、下から湧いてくるこころの種...ではなくてハートを拾い集めていきます。タイトル画面に「ドリームキャッチャー」あるとおり、こちらの方が本来の題名なのでしょう。
作者は電波新聞社のマイコン雑誌で活躍されたKimcoさん。シンプルな固定画面アクションながら、随所にKimcoさんらしい小技が効いてます。中でもMID$関数を使って足場をスクロールさせるテクニックは彼のお得意で、後にベーマガのプログラミングテクニック講座にて、この手法による横スクロールアクションゲーム「Let's Walk」を発表しています。
シンプルながらツボを押さえた作りなのも、さすがKimcoさん。慣性が付くサンタの挙動や泳がしてから取るほど高得点といったルールも、ゲームを面白くしています。