世間はそろそろ2月だということで、節分にちなんだゲームを。今回紹介するのはその名も「オニは下!」。豆まきを題材としたアクションゲームです。作者は例によってKimcoさん、やはりベーマガのプログラミング講座の題材として作られた作品です。
プレイヤーは福の神になって、雲の上から鬼を退治しなければなりません。武器は豆。豆は雲に従って転がり落ちていきますので、うまく位置や落とすタイミングを見計らって、鬼にぶつかるように撒いていくのがコツです。豆があたると鬼は一段下の雲まで落下しまして、底まで突き落とせばやっつけたことになって得点ゲット。逆に鬼が放ってくる電撃に当たるとゲームオーバー。ご覧のとおり非常にシンプルなゲームです。
このゲームでは雲の移動に、MID$関数によるスクロールなるテクニックが使われています。MID$は文字列の任意の位置から任意の長さの文字列を取り出すという関数なのですが、雲のマップデータを文字列として持つことで、流れる雲をPRINT文で簡単に表示できるというわけです。
このMID$スクロール技はKimcoさんの得意技で、以前紹介した「ハートキャッチャー」でも使われています。そのせいか見た目は「ハートキャッチャー」と酷似していますが、操作方法やルールは全く別物です。