何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

液晶男と草食系

家庭のテレビの「新旧交代」が進んでいる。内閣府の調査で、液晶やプラズマなど薄型テレビの普及率が今年、54.9%と初めて5割を超えた。前年比11ポイントの上昇で、05年の11.5%に比べると普及率は5倍近くになった。テレビの世帯あたりの保有数は横ばい状態にあり、ほとんどがブラウン管テレビからの買い替えとみられる。

1993年頃、フジテレビの深夜番組に「5年後」だかいう未来予想番組がありました。
それによると1995年にはバブル崩壊後の不況から脱出し、
新たな技術や流行が芽生え、社会に広まっていることになってました。
たとえばコンピューターゲームはROM媒体ではなくデータ配信が主流になって*1
テレビも壁掛け可能な薄型液晶タイプが主流になるなんて予想を立ててました。
これにちなんで薄っぺらな情けない男子は「液晶男」と呼ばれ、
その年の流行語になっていたとか。


結局それら予想は5年後ではなく、10年以上経った現在になって、
形を変えながらようやく一般に広まったわけですが、
それでも普及率が半分程度で、不況がいまだに続いていることを考えると、
未来予測は当たった部分よりも違っていた部分を楽しむもので、
人間の歩みなどその程度のものなんだなという気もします。

*1:同番組によれば「ストリートファイターV」は衛星放送のデータ配信で発売されたとか。サテラビュー!!(泣)