何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

一推しはSPACYだが

TUBE」といえばだれもが「夏」を思い浮かべるが、12日にリリースする29枚目のアルバム「WINTER LETTER」は、なんと「冬」がコンセプト。実に19年ぶりだ。  「もともと冬の曲も作っていたけど、19年ぶりって『異常な響き』ですよね」と笑う。

これと似た事例として、山下達郎を思い出しました。
毎年この時期になると、世間が「クリスマス・イブ」を流すせいか、
いつの間にやら「達郎といったら冬」というイメージができてしまったことを*1
本人がえらく迷惑がっていることは、同氏がラジオでたびたび語ってます。


一方、「クリスマス・イブ」以前には、「夏男タツロー」とか
「夏だ、海だ、タツローだ!」とか言われていた時代もあったのですが、
そうはやしたてられるのを本人が相当に嫌がっているということも、
ファンにはよく知られた話。


「クリスマス・イブ」は「MELODIES」というアルバムに収められているのですが、
同じアルバムには「高気圧ガール」も収まっているわけです。
造り屋とはそういうものであるということを、我々は知っておくべきなのかもしれません。
「MELODIES」で一番好きなのは「メリー・ゴー・ラウンド」ですけど荒井でした。

*1:なんでも「達郎」は歳時記の冬の季語になってるとか!