何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

近代遺跡

東洋一の硫黄・硫酸の産地として栄えた岩手県八幡平市の松尾鉱山の跡地を、歴史を伝える遺産として見直す機運が地元で盛り上がっている。鉱山跡が工学系の研究者らでつくる産業考古学会(東京)の推薦産業遺産に認定されたのを機に、市は「鉱山出身者も巻き込み、教育や観光への活用を考えていきたい」と現地案内ツアーなどの検討を進めている。

旧い峠巡りをしている荒井にとって、明治以降に作られた建造物遺構は非常に魅力的です。
遺跡というには新しすぎるせいか、生々しさや存在感は独特のものがあります。
それゆえ「滅ぶ」ということを具体的に示されるようで、下手な遺跡や文化財よりも、
人間の存在や営みとは何かという問いを突きつけてくるのです。
万世大路や旧関山隧道、加茂隧道なども、貴重な文化遺産として広く認められないかと思う荒井でした。