何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

こういうことはみうらじゅんに任せろ

都市計画、建築、土木などの専門家グループが、日本の「悪い景観100景」の選定を進めている。巨大看板、電線電柱、不況の街のシャッター商店街。小泉首相が「空の復活」を提唱した日本橋も含め70カ所をすでに選んで、写真にコメントをつけてホームページで公表している。「広く景観論議を巻き起こす刺激にしたい」と「100景」の完成を急いでいるが、やり玉にあがった側は当惑気味だ。 「悪い景観100景」に取り組んでいるのは「美しい景観を創る会」(代表=伊藤滋・早大特命教授)。都市計画、建築、照明、土木、国土計画などの専門家12人が04年末につくった。政府の審議会委員や学会会長などを経験した第一人者たちで、各地でシンポジウムを開いて「美しい景観形成を国民運動に」と訴えている。 「悪い景観」の選定は発足時からの構想だった。立ち上げ準備の話し合いの中で、「あれはなんとかならないか」と、いくつもの景観が話題になった。メンバーが日本各地で「これは」と思う場所の写真を撮って持ち寄り、暫定的に70カ所を選んで、寸評つきで昨年末からホームページで公表している。

日本の都市、農村・漁村などの景観の中から「悪い景観事例」暫定70点を選定しました。今後も引き続き追加・修正していき、合計「100景」まで増やす計画です。 これらは「美しい景観を創る会」のメンバー12人が設立時の記者会見(平成16年12月3日)をはじめ、東京、地方でのシンポジウムや連続セミナー等々、公開の席上で指摘した事例の中から、当会の定例会合(おおむね二ヶ月に1回開催)で合意されたものに限定しています。 広く国民、関係地域の皆様に対して、醜い景観を改善するための世論喚起を図りたいと考えています。

「悪い景観」というから、てっきりガッカリ名所百選みたいなもんを期待したんですが、期待した荒井の方がバカでした。
百選という割に、七十選の段階で日本橋が何度も出てくる時点で既に興醒めだというか...寸評も悪口を述べているだけで、全くなってません。
どうしてこんな風景ができたのか、風景ができたいきさつについての分析や考察がなければ、そもそも並べ立てる意味もないと思うのですが。