何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

元立川町だけど

城下町でもあった交通の要衝、新庄から最上川沿いにほぼ一直線に日本海に向かって駆け下りる。楽しみのメインメニューは最上川庄内平野だ。芭蕉が「五月雨をあつめてはやし」と詠った最上川。川幅も深さもたっぷりとあり、川底から水流が渦をなして湧き上がってくる。その上を舟旅の舟がゆらりゆらり。新撰組ゆかりの清河八郎がでた立川町あたりから庄内平野に滑り込む。北に鳥海山、南に羽黒山・月山を望みながら一面の稲田の中を走る。水田独特のいい匂いがする。夕焼け、特に夏の夕焼けが名物になっている広大な野原。気持を高ぶらせながらやがて酒田へ到着する。酒田は商人の町、庄内平野の富のエキスを集めたような匂いがある。



このサイトに載っている写真は、庄内町にあるウィンドーム立川という施設なのですが、
本文に一切書かれていないというのはどうしたことなのかと。
庄内町だったら熊野神社もおすすめの荒井でした。