何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

千歳山に登ってきた2022




 というわけでこないだの土曜日用事で山形に行った際、せっかくだからと千歳山に登ってきました。雲こそ多かったものの青空が見えたなら、山登りてぇとなるのは山野郎の性です。登山口から山頂まで30分足らず。ぱっと登ってこられる山ながら、登山道は概して岩がちでわりと急だったりするので、登ったという気分に浸れます。

千歳山公園口。ガレてて車で入りづらい。

 千歳山に出入りするようになって約20年。今回はいつもの千歳山稲荷からではなく、平清水に近い千歳山公園から登るコースに初挑戦しました。とはいえ早々に千歳山稲荷からのコースと合流するので、あんまり大きな違いはありません(おい)。

阿古耶の松記念碑。阿古耶姫と名取太郎の悲恋の伝説が残る。

 20年ほど前に山登りを始めた際、最初に登ったのがこの千歳山でした。笹谷峠に伝わる阿古耶の松伝説ゆかりの地として興味を持ったのがきっかけだったかと記憶します。四季折々の自然、登るほどに広がる山形の街の眺め、あれから何度か登っても、飽きるということがありません。





 その歴史、存在感、親しみやすさ等々、千歳山はある意味、最も「やまがた百名山」らしい山だとおもいます。千歳山の楽しさは、鳥海山にも決して引けを取りません。折に触れて登りたくなる山です。