何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「JUMP BATTLE」




 本日はMSXネタ。Mファン90年8月号より「JUMP BATTLE」です。
 そのむかし荒井がいた小学校では、秋になると相撲大会があって男子は相撲を取らされたんですが、一方で女子はけんけん相撲をやってました。「けんけん」こと片足立ちでぴょんぴょん跳ねながら、相手と押し合いする相撲ですな。本作をやると、そんなけんけん相撲をおもいだしました。

1Pの攻撃が決まった!
フラッシュの色でどちらの攻撃が決まったかがわかる仕様。

 本作は二人プレイ専用の対戦アクションゲームです。実行するとリング上に二匹のキャラが現れます。1Pは左、2Pは右を操作して、相手をリングから突き落としましょう。押し出すには相手にぶつからなければなりません。
 ここで重要なのは、それぞれのキャラがジャンプし続けていることです。相手より高い位置からぶつかれば、相手を押すことができます。逆に低い位置でぶつかってしまうと、こちらが押されてしまいます。どちらのキャラも勝手にジャンプし続けており、プレイヤーが任意のタイミングで跳び跳ねることはできません。ですから、キャラが跳ね上がり、相手より上に来るタイミングを計ってぶつかる必要がありまして、そのための間合いの詰め方や取り方が重要になるでしょう。任意にジャンプできなくしたことで、ゲームが洗練された感があります。

1Pリングアウト。溶岩の池で大火傷

 当然リングから落ちると負けです。リングの下は煮えたぎる溶岩の池なので、落ちた方は焼け死にます。このやられたときのグラフィックがいかにも熱そうな上ヒドくてなかなかよいです(おい)。