中途半端に天気がよかったので、こんなときでもそれなりに眺めが楽しめる山に登ろうということで、瀧山に行ってきました。去年蔵王温泉から登頂を果たしてはいるのですが、それとは別に西蔵王から登るコースもありまして、そちらの方も気になっていたので、今回はそちらから登ろうと試みたのでありました。
それで西蔵王からのコースとしては最もポピュラーな姥神コースをたどるつもりで西蔵王高原牧場の前から登り始めていったのですが、なかなか地形図どおりの道が出てこないなといぶかりつつ、瀧山川源頭の滝にたどり着くに至って明らかに様子がおかしいと気づき、その後分岐に戻ってしばらく正しい道を探すも、どの道を進むべきかわからなくなり、時間や精神的な余裕を鑑みて今日はやめようと判断し、途中で引き返してきたのでありました*1。
どうしてこんなことになったのかと、うちに帰って地図と登山ガイドの情報を再確認した結果、理由が判明。恥ずかしながら、どうやら荒井は姥神コースの登山口の場所を勘違いしてまして、西蔵王からのもう一つの登山道である前滝コースを姥神コースだとおもって歩いていたせいでした。
姥神コースに入るには、西蔵王高原牧場を横断してその奥から取り付くか、前滝コース途中にある長峰コース分岐から姥神コースに乗り換えるかしなければならなかったのです。
今回の失敗の原因は、十分な情報を事前に仕入れておかなかったことと、地図をしっかり読まなかったこと。何かと痛い教訓の多い山歩きとなったのでありました(泣)。
登頂失敗の傷心を抱えて向かったのは鳥海山。もちろん山辺の車で登れるほうです(おい)。久々に行ったら山頂の広場がすっかり舗装されていたので衝撃を受けました。いったい何があったんだ...
*1:道跡を見失ったわけではないので、引き返すのは非常に容易でした