何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「がんばれトコちゃん2」




こないだ永年気になっていたプログラムをまた入力したのでご紹介。
今回紹介するの「がんばれトコちゃん2」は、ベーマガ87年3月号掲載、
山下修さん制作のMSX用アクションゲームです。
以前紹介した「がんばれトコちゃん」の続編ですが内容は全く違っていて、
今回はトコちゃんがDr.DからBASICを教えてもらうというものです。







舞台はDr.Dの部屋。部屋はなぜかまっ暗で、
トコちゃん周辺の僅かな範囲がスポット表示されるのみ。
この中を手探りで歩き回ってDrに会い、BASICコマンドを教えてもらった上で、
制限時間以内に出口から脱出すれば一面クリアとなります。
コマンドを教えてもらうと、Drのかわりにスパークなる敵が出現します。
これにぶつかると覚えたコマンドを忘れてしまうので、覚えたら
早々に出口に行かなければならない、でも暗くて道がわかりづらい!
刻々と迫る制限時間、うかうかしてられないぞ!という
手探り感と焦燥感が、このゲームの妙味となっています。
1面クリアすれば、クリアデモの後次の面へ。
全10面クリアでエンディングですが、高次面になると
「通り抜けられる壁」が出現して、難易度も上がっていきます。





攻略法はとにかくマップを覚えること。それにDrやスパークの動きを見きることでしょうか。
山下修さんは一見地味ながら練り込まれたゲームを作る方で、
本作もその一つということになるでしょう。
ゲームデザインもさることながら、目を見張るのがプログラムリストの明快さ。
リストが非常に整っていて見やすく打ちやすく、
どこで何をやっているかが非常にわかりやすいです。
本作でのトコちゃんは、DrにBASICの教えを請うていましたが、
ベーマガ世代のパソコン少年は、他人が書いたプログラムを読むことで、
BASICやプログラミングのなんたるかを学んでいたわけです。