自転車や徒歩で30年かけて、日本縦断の旅を続けている大阪府藤井寺市の保険代理業、谷睦夫さん(73)が5月、いよいよ最後の年の旅に出発する。青春時代の3年間を病床で過ごした谷さん。40代で勤務先の会社が倒産したのを機に、「青春の1年は10年にも値する。30年がかりで失った青春を取り戻したい」と一念発起し、昨年までの29年間で3万キロ以上を踏破した。「『後期青春者』として夢を追い続けたい」。ラストイヤーを迎え、トレーニングに熱が入る。
荒井が日本一周したときも、70代で自転車を漕いで廻る旅人を何人も見かけたものでした。
元気なご老公が意外に多いということに、まだ青年だった荒井が何度も驚いたぐらいです。
このように前向きな生き方をしている方々を見ると、歳を理由に諦めるのは、
言い訳に過ぎないなとつくづく思うのであります。