何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

体汗ゲーム

多くの国民が肥満に悩む米国では、振動で腹筋を鍛える装置や軍隊式など、次々と新たなエクササイズ関連製品が生み出されています。とはいえ、どんなに効果的な方法も継続しなければ意味がありません。「きつくない」というのは継続のためのモチベーションになりますし、「楽しい」も効果的でしょう。楽しくなければエクササイズじゃない、というモチベーションがあったかどうかは不明ですが、ニューヨーク州のクラークソン大学の学生らが開発したのはスペースインベーダー式エクササイズ。プレイヤーの身体の動きを使ってスペースインベーダをプレイすることでカロリーを消費できるというもの。リンク先にデモ動画が掲載されています。システムは、スクリーン、プロジェクタ、ネットワークカメラ、Bluetooth通信機能つきの心拍センサで構成されています。ネットワークカメラと色検出プログラムを利用することで、システムはオレンジ色のベストを着たプレイヤーの位置を検出し、宇宙船の位置に反映させています。具体的には、プレイヤーが左右に移動して宇宙船をコントロールしたり、ジャンプをすることでインベーダーにミサイルを打つことができます。作者によれば、心拍センサを使ってゲームの難易度を調整するという仕組みを導入する予定とのこと。インベーダの数が増えてくると、移動とジャンプを高速に繰り返すことになり、十分エクササイズ効果はありそうです。

DDRやWiiFit等に慣れっこになった現在のゲーマーにとっては何の感慨もなさそうですが、
PAXパワーグローブファミリートレーナーを思いだした荒井はいったい。