最近うちにある昔のMSX用プログラムリストを復活させようと、
あれこれ遊んでいる荒井ですが、M_tさんのBlog「TAPE-LOAD」で仕入れた情報に従って、
今度はリスト入力の手間を省こうと、OCRソフトを使ってみました。
現代のコンピューターの威力でもって、
スキャナに紙媒体のプログラムリストを読み込ませ、
勝手にデータファイルに仕立ててもらおうという、
20数年前からすれば全く夢のような試みですが、
結論から言うと、現実はそう甘くありませんでした（泣）
比較的読み取りやすいというマシン語リストで試してみましたが、
正解認識率は4〜5割といったところで、残りはいちいち目で確認しながら、
手で修正しなければならないという状態です。
さらに手修正をした後で、テキストファイルを結合して、バイナリ化して、
エミュ上でモニタを動かしチェックサムを確認するといった手続きが必要そうで、
結構な手間がかかりそうです。
もっとも、それでも一から入力するのに比べれば、
間違いだらけのリストを修正する方が、はるかに入力の手間は省けるので、
16進数のデータを入力する時には、そこそこ使える技かもしれません。
とりあえず以前データファイルを紛失してしまった
「PERSPECTIVE」を蘇らせるべく、あれこれ試してるところ。
