何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

レフト兄弟

人類初の動力飛行に成功したライト兄弟の「ライトフライヤー1号機」を再現し、大空に飛ばす試みが22日から24日にかけ、鹿児島県枕崎市の枕崎空港で行われた。横風に振り回され、失敗に終わったが、復元した福岡市のグライダー愛好者団体「西日本航空協会」の前田建会長(67)=同市西区=は「この機体を飛ばしたライト兄弟のすごさがよく分かった」と満足した表情を浮かべていた。 復元機は全長6.4メートル、主翼の右端から左端まで12.3メートル。木と布を金具とピアノ線で固定した構造で、2枚羽の主翼の後ろ側にプロペラが2つ。500CCのエンジンと車輪以外、オリジナル機と全く同じ造りだ。 復元を始めたのは2002年5月。米国から設計図50枚を取り寄せ会員26人が翻訳しながら製作。金具約80点は、ドライヤーで風を送りながら、しちりんで熱した。ほぼ手作りで、製作費は約800万円で済んだ。 04年12月、熊本県・阿蘇で飛行に初挑戦。高度77センチ、距離30メートルを飛んだが、地上に激突した。大破した機体を造り直し、重心を前にずらすなど工夫を重ね、枕崎空港で昨年11月から滑走試験を積んだ。 今回の挑戦は、会員で国内線現役パイロット、松下浩之さん(44)=長崎県大村市=が腹ばいになって乗り組み、気流が安定する日の出直後と日没前に計4度行われた。23日夕方には絶好の向かい風が吹き、10回以上滑走。離陸速度の時速40キロまでスピードを上げたが、いずれも浮き上がる寸前で横風が吹き、失敗に終わった。

例によってお題は本文と関係ありません。
ライト兄弟に対抗して飛行機を組み立てたのはいいものの、
ものの見事に墜落して「史上初の飛行機事故だ!」と粋がる
ドリフのレフト兄弟ネタは面白かったなぁ。長さんと仲本でしたっけ。