「吉本」の次に天童の最上川温泉「ゆぴあ」、天童温泉「ふれあい荘」を巡った後、
ブログ仲間の「おかさん」がヤマハのセローで駆けつけてくれまして、
三人で関山峠を越え、作並へと向かいました。
入る予定だった岩並旅館は入浴料が高すぎて見送り、2年ほど前に新しくできた「都の湯」に入ります。
そして広瀬川左岸、広瀬体育館裏にある鳴合温泉「河鹿の湯」に入り、
愛子駅前まで行ったところで山形へととって返し、
天童の運動公園内にある荒谷温泉、山形市の大野目温泉と、次々に温泉を廻ったのでした。
大野目温泉でおかさんと別れた後、飯田の「ウェルサンピア山形」を目指しまして、
そこの中桜田温泉に入ったところで荒井も賀曽利さんと別れ、
二日にわたる湯巡りを終えたのでした。
この日入った温泉は全部で十湯、賀曽利さんからは
「二日連続で十湯達成ですね。これで荒井さんも『ダブル・十湯ラー』ですよ!」と、
称号までいただいてしまったのでありました。
荒井が日本一周をする際、賀曽利さんには大いに影響を受けたのですが、
今回の湯巡りでは、その舞台裏を少々覗いたような思いでした。
「生涯旅人」を名乗る鉄人の旅のやり方は、やはりそれでご飯を食べているだけあって、
とにかく猛烈で、熱心で、徹底的です。中途半端さがありません。
「一事を真面目に貫き通せば、それだけで唯一無比の存在となりうる。」
賀曽利さんの旅は、まさにそんなことを感じさせるものでした。
今回の湯巡りは、一生の記念となる出来事でした。
自分が憧れた先達とともに山形を巡り、その日本一周に参加することができたのですから。
賀曽利さんにはひとえにお礼を申し上げるばかりです。
それとこの旅で出会った、TAKAさんやおかさんをはじめとする、
旅人の方々にも、感謝するばかりです。
湯巡りという機会を得たことで、これまで自分が知らなかった、
様々な山形の姿を目にすることができました。
今回の旅は短いものではありましたが、新しい視点を得るものとなりました。
自分はまだまだ、見聞を広めなければなりません。