何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

意外に覚えているもんだ

機械というものは、たまに動かしてやらないと機嫌を悪くするものなので、
久々に、家にある古いゲーム機であれこれ遊んでました。


まずはメガドラに火を入れ、32Xの「ステラアサルト」で準備運動。
「ステラアサルト」は知る人は知っている3Dシューティングゲームの傑作で、
スターラスター」と「ボスコニアン」を足して二で割ったような作品です。
5面の巨大戦艦ガネルーザぐらいは見ておきたかったのですが4面であえなく敗退。
その後「パラスコード」「バーチャファイター」とROMをとっかえ、
「32Xは面白いなぁ。バグじゃないの?」と満足したところで、
PCエンジンDUOのCDドライブに「イースI・II」を突っ込みました。


ところが電源を入れても、電源ランプが点かないばかりかアクセスランプもさっぱり点灯しません。
「とうとうぼっこれだが!*1」と大いに焦りました。
電源周りを確認してみますが、ACアダプターはきちんと電圧が出ています。
「しばらぐ使わねがったがら、ヘソば曲げでとうとうぼっこったんがなぁ。」とよく考えてみると、
DUOには電源ランプはありませんし、そもそもPCエンジンのCD-ROM^2ソフトは、
起動メニューでランボタンを押さない限り読み込まないということを思い出したのでありました(汗)
落ち着いてケーブル類を接続しなおし、AVセレクターを切り替えたところ、
今度は無事に動作してくれたのでほっと胸をなで下ろしました。
ひとまずオープニングデモを見て「『Feena』は名曲だよなぁ。バグじゃないの?」と満足したところで、
今度はHuカードスロットに「ソルジャーブレイド」を突っ込みます。
息もつかせぬゲーム展開やカッコいい演出が光る作品で、スターソルジャーシリーズでは一番好きな作品です。
端子の接触が悪くて起動に少々難儀しましたが、こちらもばっちり動いてくれています。
ちなみにこちらは2面のボスでやられました。


お次はファミコンだと、「ベルトは大丈夫だべが」とディスクシステムに電源を入れます。
こちらも永いこと使っていなかったので、接触が悪くなってました。
アダプターをつなぎ直したり、スイッチを何度か入れ直して様子を見るうち無事に起動してくれたので、
「ナイトムーブ」で遊ぶことができたのでした。BGMはもちろん「馬酒場」で決まりです。
この「ナイトムーブ」「桂馬飛び」でパネルを取っていくというシンプルなゲームなのですが、
そのシンプルさと爽快さ、奥深さゆえ、「パネルでポン」と並ぶぐらいに大好きなアクションパズルです*2
久々に遊んだ割に、自己ベストスコアを叩きだしました。


「『ナイトムーブ』はどのハードさも移植さってねぇなぁ。バグじゃないの?」と満足したので、
今度はディスクアダプターを取り外し、「グラディウスII」を起ちあげました。
その技術力はもちろん、ゲームとしての出来の良さと遊びやすさゆえ、
ファミコンシューティングゲームでは一番のお気に入りです。
ちょっと遊ぶうちにコツを思い出し、高速スクロールする要塞面まで行けました*3
ノーミスで要塞面ですから、けっこう身体が覚えているもんです。


お気に入りの古ゲームをあれこれ楽しんだところで、本日のご機嫌伺いはここまで。
古いとはいえ、いいゲームは今遊んでも全く楽しいもんです。

*1:山形弁。「ぶっ壊れたか!」

*2:ちなみに制作はかのアレクセイ・パジトノフ

*3:もっとも、FC版「グラII」はそう難易度は高くないので、1面でしっかり装備を立てられるようになれば、間もなく要塞面ぐらいまでは行けるようになる。荒井の場合、1面のプロミネンスのパターンを覚えるのが一番厄介でした(汗)