何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

露天風呂一家言

露天風呂というやつが、荒井はどうも好きではありません。理由は簡単、ぬるいから。


外にある分冷めやすいわけですから、特殊な泉質でない限り、
それなりに高温の源泉を引かないか沸かさないかしないと、露天風呂はすぐに温度が下がります。
これを理解せずに「人気があるから」「お客が求めるから」という理由で露天風呂を作っても、
それは荒井にとってはぬるま湯地獄に他なりません。


外にあるからこそ魅力的な温泉というものはもちろんありますが、
取って付けたようなぬるま湯地獄は、かえって温泉の魅力を損ねているようで、
どうかと思ってしまうのです。