何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

図書券で最初に買ったのはバンドスコアでした

 ラジオを聴いていると、ときどき図書カードのCMをやっていたりします。
 だいたいは「これで豊かな読書をしましょう」とか「本を手にするきっかけに」みたいなかんじの内容なのですが、わざとらしいというか元から本を買うような人にしか届かないだろうというか、果たしてこれでどれだけ売上が伸びるのかはなはだ疑問です。
 実は図書カードは活字の本だけではなく、本屋で扱っている書籍ならなんでも買えます。ですから「マンガが買えるぜ図書カード」「ジャンプも買えるよ図書カード」「アイドル写真集も買えちゃう図書カード」みたいなアピールをちょっとぐらいやっても、バチは当たらないのではないでしょうか?(おい)

ドライアイスを水に入れると炭酸水になりました

液体窒素飲用による胃破裂の1例


 その昔友人に聞いた話。液体窒素ではありませんが、その友人の小学校時代の同級生に、ふざけてドライアイスを喰った奴がいたそうです。取り出すために胃を切開する羽目になったらしいのですが、その同級生氏、これで懲りたと思いきや、みんなに手術痕を見せて喜んでいたとか。バカですな(笑)。

ダチョウ倶楽部や出川さんは出ないのか

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 お笑いウルトラクイズを意識しているのかなぁという気はしますがそれはさておきその昔石橋さんがバナナマンのJUNKに乱入した際、ちゃんと作ればまだ面白いものができるはずだと、テレビの可能性や東京のお笑いの継承について真剣な発言をしていたので、前々から危機意識を持っていたのだと思います。
 果たしてこの番組の出来は、おそらく意気込みほどではないだろう...とは思いますが、まずやってみるという姿勢は称賛されていいと思います。こんなのダメだとかつまんねぇとかはてブコメントのごとく周りがうるさく言ううちに、思い切ったことが何もできなくなってしまったという側面はあるんじゃないかと。

芋煮会に行ってきた2016

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 荒井が首を突っ込んでいる団体の芋煮会に行ってきました。10月というのに汗ばむほどの陽気で、秋冬用の保温性の高い山シャツを着ていったのは失敗でした(泣)。あとなりゆきで会費の徴収と受付を任されたのですが、小銭と電卓は持っていくべきでした(おい)。
 芋煮会自体は大盛況でした。芋煮をはじめとするごちそうをたらふくいただいたばかりか、おみやげまでどっさりいただいて恐縮しきりです。
 ちなみにこの日の芋煮は山形内陸式の牛肉醤油仕立て。荒井に芋煮の好き嫌いはありませんが、醤油芋煮の方がすんなり食べられるのは、やっぱり内陸出身だからですかねぇ。

思春期の中学男らしい行動

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 痛ましい事故で、亡くなったお嬢さんやご家族にはお悔やみの言葉を申し上げるよりほかありませんが、それはさておきお題と記事はあまり関係なく、荒井が修学旅行に行ったときは、学校の連中と一緒に風呂に入るのは何かと気恥ずかしかった上、バカにされたり茶化されたりするのがイヤだったので、適当に理由を付けて風呂に入らず済ませてたのでした(おい)。

瀧山に登ってきた

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 気付けば今年は春先に三瀬八森山に登って以来、ドタバタやら熊やらで全く山に登っていません。それでこのままどこにも登らずにたまるかと、瀧山に登ってきました。瀧山は先日下見に行ってきたという蔵王温泉の裏山です。標高は約1362m。古くから信仰の対象となってきた、西蔵王を代表する山です。山形の市街地からも近くてよく見えるので、市民の山として親しまれています。


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 今回のルートは、蔵王スカイケーブルコースと瀧山ゲレンデコースを廻って、また温泉街に戻ってくるというもの。スカイケーブルコースを使う際、ロープウェイで蔵王中央高原まで行くのが一般的らしいのですが、今回は費用と歩き応えの面から、上ノ台ゲレンデを歩いて登っていくことにしました。スタート地点はジュピアです。


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 9時半少し前にスタート。いきなり上ノ台ゲレンデの急登が待ち受けます。その高低差約300m。コンクリート舗装の作業道をなぞっていくだけながら、九十九折りはなく、一気に斜面を登り詰めなければなりません。予想はしていましたが、まぁ急だ。焦って登ると息切れするので、歩幅を小さくしてのろのろと登っていきます。登り切るまで約40分少々。道中、ここが一番ハードでした(おい)。


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 スカイケーブル中央高原駅・蔵王大権現堂前に出たのが10時5分頃。登山口はスキーのゲレンデと一緒になっているのでずいぶん広くなっているのですが、ゲレンデは少し進んだところで行き止まりで、一瞬道を見失いかけました。
 よく見てみると標識とともに、ゲレンデの途中から細い道が分岐しています。これが登山道でした。本格的な山道はここからです。


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 登山道は瀧山に連なる尾根道です。大半は灌木のトンネルのような区間ですがときどき茂みが切れては、ぼちぼちふもとや周囲の山々が見えます。高低差こそ比較的少なく、初心者向けルートとはいうものの、足下が悪いところもちらほらとあります。
 10時40分くらい、大権現堂前から35分ほどで、地形図でいう1252mの小ピークに到着。これから歩く稜線と山頂が一望できました。
 小ピークから鞍部を一つ越えると急登となります。この区間にはゴロゴロした岩に手をかけながら登るようなところもあり、瀧山が古い火山であることを思い出させます。
 しかし一番苦労したのは、踏み固められた泥で滑りやすくなっているところでした。ロープ等はなく、灌木を掴みながらなんとか登りましたが、途中足を滑らして、2~3メートルくらいずり落ちそうになりました。初心者向けでも油断はできません。山が山なら死んでます(泣)


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 かくて11時30分に山頂到着。荒井の足でジュピア前からだいたい2時間、権現堂前から1時間25分といったところでしょうか。一角には斎藤茂吉の歌碑があり、東側にはそのとおりに笹谷峠雁戸山が、地蔵岳を経て熊野岳に連なっているのが見えます。いつも足下から眺めている笹谷峠の鉄塔や八丁平を遠くに見下ろすのは、なかなか新鮮な体験でした。


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 眺めがよいという評判どおり、山頂からは四方に展望が開けます。山頂の神社を挟んで反対側に廻ると、今度は蔵王や山形の市街地がよく見えました。雲が多めの空ながら眺望には恵まれまして、葉山はもちろんのこと、月山や鳥海山さえ見えます。村山地方であっても、空気が澄んでいないと月山は見えませんし、鳥海山に至ってはよほど条件がよくないと見えません。どうやら荒井はなかなかいいときに来たようです。
 眺めのいいところでカップ麺でも喰おうぜと神社の前に陣取って用意していると、箸を持ってこなかったことが発覚(汗)。仕方ないので湯を注いで待っている間に、そこらに落ちていた小枝を削って箸をこさえてなんとか喰ってやりました。オピネル持ってて良かったぜ。


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 買い置きの謎肉祭を貪ってから、12時15分に山頂を出発。ここからは瀧山ゲレンデに向かってひたすら下っていくことになります。温泉街から見てのとおり、瀧山の南斜面は赤っぽい岩肌になっています。急な岩場が続くというので、あんなところを下っていくのかとか、鎖場が連続するのか岩登りをするようなところが現れるのかとハラハラしながらの道中でした。
 瀧山ゲレンデコースも、温泉街やスキー場の眺めがよいところや、岩肌を間近に眺められるところなど、景観に恵まれてまして、このルートの売りとなっているようです。
 ちなみに瀧山は人気の山であるはずなのですが、山頂で保育園の遠足の一団に会ったくらいで、それ以外は誰とも遭遇しませんでした。


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 さいわい、危ぶんでいたようなタフなところはなく、無事スキージャンプ台前まで出てきたのが13時少し前。再びジュピアに戻ってきたのが13時過ぎで、休憩込みで都合3時間半ほどの山歩きでした。
 山形は久々の晴れ模様ながら、気付けばすっかり冷えこみ、日も短くなっていました。山歩きが楽しめる時期は残り少なですが、紅葉もありますので、隙あらば年内あと2~3座は登っておきたいもんです。

プロトレックMAP-100が出たら即買いするけどな

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 その昔カシオのキルビメーター付き腕時計MAP-100を持っていた頃。MAP-100は地図の上を転がすと距離が求められるだけでなく、縮尺や単位を変えたりといったことができるというオモシロモデルだったのですが、大学生時代に紛失するまで、結局その機能を使うことはほとんどありませんでした。当時は山歩きや地図読みにあまり興味がなかったということも一因ではあります*1。しかしそれ以上の問題は操作性でした。
 腕時計の小さくて押しづらいボタンで全ての操作をするのははなはだ面倒くさいことでしたし、しかも腕時計に付いているボタンの数などたかが知れています。同じボタンに複数の機能が割り振られてたりしますから、どのモードでどのボタンがどの操作に対応しているのか分かりづらくて、説明書を見ながらでも使うのには手間取りました。さらに腕時計ですから、画面に表示できる情報の量などたかが知れています。あまりに使いづらくて、それゆえせっかくの機能も使うのが億劫になってしまったわけです。


 基本的に腕時計はそんな操作しやすいもんじゃありません。スマホの使いやすさ・画面の見やすさ・利便性は、多少の携帯性の悪さを補ってはるかに余りあるものです。ですからそんなところに携帯性ぐらいしか勝るところのない「多機能時計」を持ってこられても、果たして、という気がします。

*1:まだ高校生だったもんな。